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インターネット上で田舎暮らしと農業を学ぶコミュニティ始めます

「ローカルライフきらめき」始めます

 

私は20年ほど農業や農村にかかわり、

農業や田舎暮らしを始めて、


上手くいった人、いかなかった人を


たくさん見てきました。

 

消えていく人を見るのは、私にとっても、


とても辛いこともありました。

 

みんながうまく


田舎移住を果たしてほしいと思っています。

 

私がコミュニティを作ったわけについて、


記事にまとめました。

 
 
 

WEBコミュニティってなあに?というご質問へのお答え

 

田舎暮らしと農業を学ぶ

「ローカルライフきらめき」に参加したいけれど

行けませんと言われる方もおられます。

 

WEBコミュニティというのが

わかりづらいのかもしれません。


 

WEBコミュニティというのは、

インターネット上のグループです。

 

Facebookグループのサロンです。


 

月払い、年払いどちらも、お申し込み後に


Facebookグループに招待します。

 

 

基本はFacebookグループ内でワーク、動画視聴をして、


ディスカッションをします。

 

ディスカッションにはメッセンジャー複数通話、


Skype複数通話や画面共有も使います。

 

不耕起栽培の勉強はSkypeで、月に1~2回、毎回2時間程です。


 

内容は2009年まで千葉で年間10回

86000円で行っていた農業塾の、


実習を除く不耕起栽培の技術と理論講義と

ほぼ同じ内容になります。


 

田んぼを実践される方対象です。

ご希望があれば、

PC初心者向けのPC講座を行います。


 

WindowsPCの使い方、

インターネットで収入を得る方法の


基礎的な内容です。

 

ブラインドタッチ、ドキュメント、

スプレッドシート、スライド、

Youtubeなどの使い方、動画編集、

無料ブログ開設、オークション、

せどり、アフィリエイト、Amazon販売など。


 

3か月後にワードプレスで

ブログ開設ができるようになるようにサポート。

 

将来、7~8万円の別講座にする予定ですが、

モニターとして、10名以内限定で、

2か月目以降にメンバーを選び、


無料で約3カ月サポートします。

 

日本語ができて、

PC初心者でもインターネットができて、

FacebookとSkypeができれば、

世界中どこでも学べる講座です。

 

ローカルライフきらめき

 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その2

 

緩速ろ過の浄水場の仕組みは生物ろ過

 

水道水を作る方法に、

緩速ろ過(かんそくろか)方式という

仕組みがあります。

 

約200年前にスコットランドで、

緩速ろ過方式の前段階の、

ペーズリーろ過法式が生み出されました。

 

当時のイギリスは、産業革命の影響で、

人口が都市に集中し工業化が進み、

河川が汚れていました。

 

ロンドンを流れるテムズ川の水で

実験が行われ、緩速ろ過方式は

1829年、ほぼ完成されました。

 

当時は、砂でろ過ができると、

考えられていたようで、

slow sand filtrationと呼ばれていました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

日本には、5521の浄水場があります(平成24年)。

 

最も多いのが地下水をくみ上げして、

塩素を入れている消毒のみの方式です。

 

次が化学処理による急速ろ過方式で1783、

緩速ろ過方式は、548か所もあるんですよ。

 

日本で緩速ろ過の浄水場が作られるように

なったのは、明治時代です。

 

東京の淀橋浄水場も日本で2番目にできた、

緩速ろ過方式の浄水場だったのです。

 

日本でも、緩速ろ過の仕組みが理解されておらず、

砂でごみや雑菌を取り除くと思われていました。

 

 

ところが、緩速ろ過の本当の仕組みは、

水の「生物ろ過」だったんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ですから、未だに厚生労働省の

浄水場設置や運営の規定は、

生物ろ過を活かすものになっておらず、

戦後から改善されていません。

 

塩素を入れることなどを決めた水道法も、

GHQによって作らされた法律です。

 

塩素を入れる必要が無い緩速ろ過の水も

家庭の蛇口で出る時、

塩素が入っていなければならない、

塩素濃度の規定など問題だらけのままです。

 

それでも、日本中に稼働中の

緩速ろ過の浄水場があることは、

素晴らしい財産です。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

緩速ろ過の浄水場では、

沈殿槽で水の中のごみを落とし、

砂を敷き詰めたろ過槽に水を移して、

ゆっくりした速度で移動させます。

 

微小昆虫や微小生物による

食物連鎖が起こります。

 

小さな生きものが

より小さな生きものを食べます。

 

クリプトスポリジウムのような原虫、

病原性大腸菌などの病原菌も

食べられていなくなります。

 

小さな生きものの糞は、

砂の目を通りろ過槽の底に沈みます。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

水の中の窒素、リン酸、カリや、

ミネラルを含む栄養分も

藻類や植物プランクトンが吸収します。

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ろ過池に増えるメロシラという藻類は、

砂の上を覆って、砂の目詰まりを防止します。

 

メロシラや植物性プランクトンは、

光合成をおこなって、水中に酸素を放出します。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

この酸素は、砂の中に住む微小生物に、

消費されているのです。

 

生きものが活動する温度と水深、

水の速度でろ過の効率が変わります。

 

こうして、何も含まず腐ることもない、

生で飲めるおいし水を

生きものろ過で作ることができるのです。

 

冬期湛水水田と緩速ろ過

 

緩速ろ過の日本で唯一の研究者

中本信忠先生と、

初めてお会いしたのは、

2003年の春でした。

 

当時、中本先生は信州大学の

応用生物科学科の教授でした。

 

写真提供:中本信忠
写真提供:中本信忠


 

不耕起移植栽培の田んぼに来ていただき、

中本先生から緩速ろ過の仕組みをお聞きして、

私たちは、大変びっくりしたのです。

 

緩速ろ過で水を生物浄化する仕組みが、

冬期湛水水田で見てきた状況と

そっくりだったのです。

 

 

 

どうやら、田んぼは

水を浄化しているらしい。

 

冬期湛水により、

水の浄化がさらに進むらしい。

 

ずっと考えていたことが、

中本先生の話を聞いて、

本当だという確信を持ちました。

 

 

田んぼの取水口では

水が少し生臭くても、

田んぼの水が臭うとは感じません。

 

田んぼに入れる水が、

いつも透き通っているとは限りません。

 

川が雨などで濁っている時には、

パイプラインの蛇口から出る水は、

濁っていることがあります。

 

 

けれども田んぼの水は、

濁っていないのです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

すり傷や切り傷があっても、

田んぼの水に触れて、

破傷風などの病気になる話を、

聞いたことがないんです。

 

 

生きものろ過は、

すごいと考えるようになりました。

 

 

生物ろ過の仕組みがわかると、

改めて、文献や資料を読み直し

新たな視点が生まれました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠緩速ろ過


 

中本先生の緩速ろ過の研究成果は、

浄水場の管理規定が古いため、

日本の緩速ろ過の浄水場では、

あまり活かされていません。

 

 

しかし、アジアやアフリカでは、

中本先生の指導で、

緩速ろ過装置が設置され、

生水が飲める地域が増えました。

 

 

私には、福岡正信さんの粘土団子が、

世界の砂漠を緑化していったことと、

ものすごく重なるんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

関連記事

⇒ 生きものが田んぼの水を浄化する 冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場

 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その1

 

田んぼに水は無い?

 

 

水田とは、水を湛えた田んぼのこと。

 

田の字の意味は、穀物を栽培する所。

穀物の栽培で水の中で行うところが

田んぼです。

 

昔は稲だけではなく、

稗(ひえ)や粟(あわ)、黍(きび)などの

イネ科の雑穀もマコモやヨシも

田んぼで育てるものだったんでしょうね。

 

穀物以外のものを作るところは、

「はた」と呼んだようです。

 

端、側から、

畑、畠になったんでしょうね。

 

田んぼの横で火を燃やすところ?

田んぼではない明るい所?

田んぼとはっきり区別されるところ?

田んぼに水が入ってくるところ?

 

 

だから、昔は田んぼって、

水があるとは

限らなかったのかもしれません。

 

では、現代はどうでしょうか?

 

もしかして、田んぼには

いつも水があるものだと、

思っていますか?

 

 

 

日本中の多くの水田地帯では、

年のうち6ヵ月は、

水が無いんです。

 

乾田(かんでん)の状態です。

 

農家が田んぼに水を張るのは、

田植え前から初夏と、

夏の終わりから稲刈り前まで、

わずか4ヵ月です。

 

稲刈りの時に、

大型重機であるコンバインを

田んぼに入れる必要があるため、

機械が泥にはまらないように、

田んぼから水を抜きます。

 

そのあと春まで、

田んぼに水はありません。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

また、多くの地域で、夏に中干しという、

田んぼの土を乾かす期間を設けます。

 

農作業の

機械の都合、作業の手順に合わせ、

田んぼに水を入れたり抜いたりで

きるようになっているからです。

 

冬期湛水水田

 

あえて、稲刈り後の田んぼに

水を張っておくのが、

冬期湛水水田です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

冬期湛水(とうきたんすい)というのは、

冬の間水を湛えている、

溜めてあるという意味です。

 

つまり冬の間、田んぼに

水を張りっぱなしにしたのが、

冬期湛水水田です。

 

冬期湛水の取り組みが始まったのは、

1998年の稲刈り後、宮城県でのことです。

 

その地域はマガンやハクチョウの飛来地でした。

 

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マガンやハクチョウなどの渡り鳥が、

冬に湛水した田んぼを、

ねぐらに利用しないだろうかという

実験的な取り組みからでした。

 

結局、その年、鳥たちは、

冬期湛水の田んぼをねぐらには

しませんでした。

 

しかし、休憩場所として

利用をしてくれました。

 

農業用語では、

冬期湛水と言いますが、

野鳥や自然環境保護の視点では、

冬・水・田んぼとも呼ばれています。

 

冬期湛水による田んぼの生きものの変化

 

宮城県で初めて冬期湛水が行われた後、

全国各地の不耕起栽培農家が、

冬期湛水を始めました。

 

各地で、様々な現象が報告されました。

 

Photo by Kiyo Nakamura
 

ハクチョウだけではなく、他の渡り鳥や、

留鳥が立ち寄るようになり、

動物や肉食の鳥も現れました。

 

田んぼの土にも変化が現れました。

 

本来、土が固い

福島県郡山市の田んぼは、

1999年に冬期湛水を始めると、

田んぼの表層の土が、

トロトロした状態になっていました。

 

各地のハクチョウが来る田んぼを

訪問していたので、私たちには、

ハクチョウが歩いて、土がえぐれ崩れるのと、

表面のトロトロは別のことだと思われました。

 

 

2001年の秋に初めて湛水した

千葉県の不耕起田んぼでは、

翌年の春に、大量にニホンアカガエルの

卵塊(らんかい)が、見つかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

前年まで、この田んぼで

ニホンアカガエルは、

全く観察されていませんでした。

 

5、6月には小さなニホンアカガエルが、

大量に観察できました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

その後の観察で、冬期湛水の田んぼでは、

ミジンコが、田植え後の一時期に

大量発生することもわかりました。

 

藻類や浮草の発生状態も変わりました。

 

明らかに生態系に変化が起きていました。

 

2001年6月に、この田んぼで、

生きもの調査をしました。

 

冬期湛水をしていない田んぼに比べ

田んぼの表層のとろとろした泥の中に、

イトミミズとアカムシ(ユスリカの幼虫)が、

大量に棲んでいることがわかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

計算上は、10アール当たり、

イトミミズ 220万匹
ユスリカ 120万匹

 

イトミミズは、

田んぼの土を採取しようとすると、

危険を感じ10~20cmぐらい下まで

土の中に潜るようです。

 

ですから、データの正確さはわかりません。

 

小さな昆虫や巻貝やシジミ貝の仲間も、

田んぼの土の中にいることが確認されました。

 

イトミミズが土の中の有機物を食べ、

お尻から吐き出す糞や、アカムシの糞が、

トロトロ層を作っていたことが、

その後の調査や文献からわかってきました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

田んぼに水を張り始めた秋には、

田んぼに微小な昆虫やダニ類などの、

分解者が大量発生することも目撃しました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

 

どうやら、普通の田んぼとは違い、

わらや有機物の分解者が増えています。

 

ダニ類と聞くと吸血したり寄生することを、

イメージするかもしれません。

 

ダニ類の大半は、吸血しません。

 

土壌で生活する多くのダニ類は、

落ち葉などの有機物やそれが分解したもの、

菌類、腐ったものを食べています。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

私が冬期湛水の田んぼで出会った、

小さな昆虫やダニ類は、

わらやわらを分解する菌類を

食べていたのだと思います。

 

 

冬期湛水した田んぼでは、

田植え後に、藻類や浮草類が、

急に増えることもありました。

 

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フィチン酸、アブシジン酸、玄米食批判のうそ

 

ネット上の食品の記事はうそだらけ

 

インターネット上には、

たくさんの情報があふれています。

 

いろんなことを調べられるので便利です。

 

ところが、立場が違えば、

書いてあることは逆のこともあります。

 

素人が書いた記事には、

間違いも多くあります。

 

トレンドブログやトレンドサイトという、

お役立ち情報を掲載している、

サイトが多くあります。

 

こういうところの記事を

読んでいくと、

明らかに素人が書いた記事が、

沢山あります。

 

書いた人の名前も肩書も

わからないサイトの記事。

 

明らかに間違っている

内容の記事が、沢山あるんです。

 

試しに、

ニンニクの成分、タマネギの成分、長ネギの成分

これで検索していくつかの記事を読んで、

比較してみてください。

 

3つの野菜の

良く取り上げられる健康に良い成分、

有効な成分は別のものです。

 

しかし、ニンニクの成分が、

タマネギや長ネギの記事で書かれていたり、

その逆もあることに気がつくでしょう。

 

 

トレンドブログやトレンドサイトの仕組み

 

食品の成分や栄養を書いてあるサイト、

お掃除方法など生活上の知恵を書いたサイト、

地域のグルメ情報・・・。

 

このような記事の多くは、

アフィリエイトリンクからの収入を得る目的で、

作られています。

 

サイトアフィリエイトは、

個人が販売代理店や広告代理店として、

自分のブログやサイトに広告リンクを

貼って収入を得ているものです。

 

ですから、色々なサイトを、

一人で運営していることもあります。

 

一人では記事が書ききれないので、

SOHOでアルバイトを雇い、

テーマに沿って記事を書く依頼をしています。

 

アルバイトの人は、

テーマに関係のあるサイトを読み、

それらのサイトの記事をパクって、

リライトしています。

 

間違った素人の記事をもとに

リライトすれば、ネット上で

うそを書いた記事が増えていくことになります。

 

玄米のフィチン酸、アブシジン酸は身体に悪い?

 

512px-phytic_acid-hokai
 

玄米について書いてある記事の多くに、

玄米に含まれるフィチン酸やアブシジン酸が、

身体に悪いと書いてあります。

 

中には、玄米にはこれらの成分があり、

身体に悪いので、5分搗きのお米に、

雑穀を混ぜて食べましょうと

書いてあったりします。

 

ここまで書かれると・・・笑えます!

 

玄米だけでなく、雑穀、豆類、ナッツなど、

ほとんどの穀物、種子に

これらの成分があるからです。

 

種子の部分に多いといだけで、

植物の体全体にあるんです。

 

それ、当たり前なんですよ。

 

植物の種子は子孫を残すために、

様々な機能を備えています。

 

水や適度の温度があれば、

発芽できるように。

 

季節を間違えないで、

芽を出せるように。

 

寒い時期には、休眠して、

芽が出る時に必要な栄養を

種や芽に保存し体力を保つように。

 

そのために必要なさまざまな、

植物ホルモンや、

栄養成分を捕まえておく物質が、

種子の中にあるんです。

 

単独で働くために、種子の中に

フィチン酸やアブシジン酸が

存在して要るわけではないんです。

 

 

玄米がそうであるように、

種子はすでに、1個の生命体なんです。

 

私は玄米を哺乳瓶をくわえた

胎児・赤ちゃんに例えます。

 

 

フィチン酸が身体に悪い、

アブシジン酸が体に悪いというなら、

全ての植物を食べると、

全ての穀物、種子を食べると

身体に悪いというのと同じです。

 

 

フィチン酸もアブシジン酸も

調理で加熱すれば、

多くは分解してしまいます。

 

人間にはフィチン酸を

分解するフィターゼという酵素がありません。

 

反芻動物には、フィターゼを作る微生物が、

消化器の中に共生しています。

 

でも、ヤギに玄米を食べさせないでくださいね。

死んでしまうこともあるから。

 

 

で、話を戻すと、

種子自体がフィターゼという分解酵素を持っているようです。

 

植物種子を水に漬けると、

フィターゼが活性化するといわれています。

 

種子が発芽の準備を始めるためなんです。

 

フィチン酸の分解過程は加水分解となりますので、

水に漬けることでも分解が始まるのは、

不思議なことではありません。

 

発芽玄米が良いというのは、

玄米が発芽する際に、

フィチン酸が分解されるからなんです。

 

発酵もフィチン酸を分解します。

 

大豆にはたくさんのフィチン酸がありますが、

醗酵させることで、消化も良くなり、

ミネラルやリンも消化吸収しやすくなります。

 

米ぬかも発酵させて糠床に使えば、

フィチン酸は分解されるわけです。

 

生でフィチン酸を食べても、

フィチン酸自体がつかんでいるミネラルが

分解されず消化もされないだけではないでしょうか。

 

フィチン酸が単独で悪者にされるのは、

おかしいように思います。

 

 

アブシジン酸は水に溶け、熱でも分解します。

 

玄米や豆類を水に漬けて置き、

加熱前に水を取り替えれば、

かなりの量が無くなります。

 

フィチン酸を体に悪いと書いている人は、

たぶん、フィチン酸の構造や

存在の意味を知らないのだと思います。

 

米ぬかのフィチン酸を原料に、

大量の総合ビタミン剤や、

肝機能や血管機能を良くする医薬品が

作られていることも知らないのでしょう。

 

玄米や豆類を加熱・醗酵して食べると、

フィチン酸が多いため、ビタミンB群やリン酸、

カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも

摂取できるということになります。

 

ですから、玄米を食べると身体に悪い!という

直接的理由にはならないでしょう。

 

フィチン酸とアブシジン酸

 

どんな植物の種子にも

たくさん含有されている

二つの物質は、

いったいどんなものなんでしょうか?

 

フィチン酸はイノシトールを

核としている物質です。

 

inositol
 

これが、イノシトールです。

 

そして、

 

512px-phytic_acid-svg
こちらが、フィチン酸です。

 

植物は光合成をして、でんぷんを作ります。

でんぷんだけでなく、

直接スクロースを作る場合もあります。

 

でんぷんは、スクロース、

エネルギー源のグルコースなどの

糖類をつくる材料になっています。

 

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これがグルコースです。

 

グルコースとフルクトースがくっつくと、

スクロースになります。

 

ですから、

イノシトールもフィチン酸も

でんぷんや糖類から作られます。

 

穀物の陽性が高いのは、

これらの糖類のエネルギーが

高いからです。

 

遠赤外線の吸光度が

とても高いとも言われています。

 

フィチン酸は、植物の発芽、生長や生殖に不可欠な、

リン酸、カルシウム、マグネシウムほか、

ミネラル類をキレート作用で

しっかり抱え込んで、

体内に保存しています。

 

植物の体の中で使うために保存しています。

 

ですから、

実験室のフラスコやビーカーの中で起こる、

単体の物質のキレート作用を

いくら玄米食にあてはめても、

お話にならないわけです。

 

アブシジン酸も、

植物持つホルモンです。

 

ですからどの植物にも、

どの種子にも含まれています。

355px-abscisic_acid-svg
 

休眠ホルモンと言われ、

気温や水分などの

種子が発芽できる条件が整うまで、

種子の発芽機能を押さえています。

 

落葉ホルモンという呼ばれ方もします。

 

秋に植物の葉が枯れ、

木の葉が落ちるのは、

葉に栄養を送るのをやめ、

根や種に栄養を溜めておくための

アブシジン酸の働きです。

 

どちらの物質も、

植物が生き残るために

必要だからあるんです。

 

フィチン酸もアブシジン酸も、

自然界に存在する理由があるんですね。

 

人が調理を覚えたのも、

消化を助ける理由があったわけです。

 

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煎り玄米と玄米珈琲にちょっと反響!!

 

煎り玄米を作ったよ!って・・・

 

玄米スープや玄米珈琲のことを

FBに書きました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

玄米を煎って、スープや珈琲にすると、

冷えた体にいいんです。

 

そうしたら、作ってみるという

コメントをいくつもいただきました。

 

そして、先ほど、

「作りましたよ」って、

写真とメッセージ頂きました。

 

嬉しいなあ~~♡

 

さっそくFBでシェアしました。

 

 

ちょっとした手間だけど、

作ってみればなんてことないんです。

行動するかしないかだけの違い!

 

 

しかも、健康に良いことが身に付いちゃう。

 

私も毎日、楽しく手づくりしています。

今、玄米のレシピ集をまとめています。

 

個別の質問にお答えしました

 

玄米スープのことと、

玄米珈琲のことを書いたら、

個別に質問などもいただいたので、

お伝えしておこうと思います。

 

私が飲んだのは市販の玄米珈琲です。

自然食品店にあります。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

お味は、全然珈琲じゃない!です。

タンポポコーヒーや大豆珈琲みたいに。

 

市販の玄米珈琲は、

顆粒になっているので、

お湯を注ぐとかなり良く溶けます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

タンポポコーヒーや大豆珈琲より

陽性が強いと言われています。

 

陽性が強い理由は、

玄米に含まれるイノシトールと

フィチン酸の影響が

大きいと思われます。

 

玄米スープは、

洗った玄米を水切り、

お鍋で弱火~中火で20~30分煎ります。

 

火が強いと、

ポンポンせんべいみたいにはじけたり、

焦げてしまったりします。

 

音楽でも聞きながらゆっくりどうぞ!

 

鍋でも土鍋でもフライパンでも大丈夫です。

 

こだわりがある方は、土鍋という方もいますが、

私は、あれダメこれダメは苦手です。

 

1合の玄米を煎ると1+1/4合ぐらいになります。

 

玄米1合を煎って、7合の水で煮て、

煮詰めたものが、玄米スープです。

 

煮立ったお湯の中で玄米が躍る感じで、

中火で20分ぐらい煮詰めます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

水の量が半分ぐらいになる前に火を止めます。

 

 

これに、自然塩または梅干し、または昆布を入れて、

塩味で飲むのが玄米スープです。

 

玄米を入れて飲んでもOK!

 

Photo by Natsuko Takehara
写真は、煎り玄米(つまみ食い用・左)と
玄米スープに梅干しと塩を入れた物

 

 

病気で食欲がない時、

具合が悪い時、体が冷えた時に・・・。

 

赤ちゃんからお年寄りまで飲めます。

 

 

私が玄米スープを知ったのは、

父が癌で入院していた時です。

 

癌患者には、玄米が良いと知り、

病院へ持ち込みましたが、

ごわごわして食べにくいというので、

やはり癌患者に良いという、

玄米スープを持ち込んでいました。

 

煎り玄米+良いお塩が、

身体によい陽性の食品となるようです。

 

良いお塩というと、自然塩ですが、

いろんなのが売っています。

 

あまり、こだわらないで、あれこれ試して、

好みのものを見つけた方がいいですよ。

 

今の自分に合うかどうか、

Oリングテストでもわかるので、

試してみてください。

 

玄米スープを煮詰めて

おかゆにしてもOK!

おじやにしてもOKです。

 

玄米スープに日高昆布を入れた物 程よい塩味!
(アツアツの時に入れるとすぐふやけます)

 

 

Photo by Natsuko Takehara
 

では、病人に玄米スープを飲ませたら、
残った玄米はどうするの?

という人は、玄米スープの残りの

煮えた玄米レシピ・・・後日に続く!

 

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田舎町で事件がたくさん起きている現状と高齢化をどう考えるか?

 

千葉県で一番小さな町、田舎町なのに、

最近事件や事故がとっても多いんです。

 

交通事故(死亡事故)も先月から3件。

 

中学校の教頭先生が、

風俗嬢に入れ込んで、しつこく通い、

拒絶されました。

 

相手にされなくなったことを恨み、

女性の悪口を書いたビラを撒き、

名誉棄損で逮捕されました。

 

また、町内の無職の男性が、

認知症のお母さんの首を絞めて自首。

 

お母さんは亡くなりました。

 

 

中学校の教頭先生、議員さんにも、

田舎町だからと安心しないで、

健全性を保ってほしいですね。

 

町や社会に対する責任をしっかり考えて、

個人としての行動にも反映してほしいですね。

 

 

風俗が悪いと決めつけてはいないですが、

ソープランド嬢の名刺なんかを、

人に見せるものじゃないと思うんです。

 

そういうことが平気な人もいたりする。

 

田舎暮らしで感じるのは、都会の人に比べ、

認識や情報が少ないことで、認識が甘いこと。

 

そのことに気がついていない人が、

田舎では、とても多いんです。

 

そのために、理解や会話が

成り立たないこともあります。

 
私は、長年の経験から、

やり過ごしてきたけれど、
仕事で来ていた東京の方の中には、

困り果てていた方もいました。

 

町の人はわかっているつもりなのですが、

根本的に全く理解されていないからです。

 

そして、田舎では、都会よりも高齢化が、

ずっと進んでいます。

 

日本は、超高齢化社会を

迎えようとしています。

 

この現象は、有史以来初めて

起こっていることなんです。

 

日本の人口の1/4が高齢者ですが、

高齢化・少子化は、

田舎ではものすごく進んでいます。

 

施設に入る高齢者は少なくて、

ひとり暮らしの認知症の方もおられます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

70歳、80歳の時に、

自分が誰とどんな暮らしをしてるか?

 

なかなか考えることは無いと思います。

 

核家族化は、支え合う社会の仕組みを

根底から壊しました。

 

私ぐらいの年齢になると、

やはり考えてしまいます。

 

結婚しない選択もあっていいけれど、

無職で親の年金で暮らし、

介護の限界を迎えるのは、

自分が選択してきた人生の結果だと思うんです。

 

それに気がつかせてあげられる、

良い見本が少ないですよね。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

田舎暮らしや農業がしたいという人の中にも、

結婚する気はないという人がいます。

 

人は必ず年を取ります。

 

人は一人では生きてはいけません。

 

ひとりで生きると決めても、

年を取れば自分一人では、

暮らしていけません。

 

今だけが楽しければいい。

やりたいことをやりたい。

 

そういう身勝手で、心の悪い人にも、

沢山出会って来たから思うんです。

 

自分一人で生きると言いつつ、

結構地域の人の世話になりっぱなし。

 

それでいて、気位だけは高く、

自分が見えていないんです。

 

自分一人で生きていくからいい!

 

まだ体がいうことを聞くうちは、

本人は、そう思っているでしょうね。

 

 

 

ですが、田舎に未来の独居老人を、

輸入されるのは、

地域に住む人達への負担なんです。

 

何十年も考えてきたのですが、やっぱり・・・、

自立した、さまざまな年齢層の人が、

お金を出し合い、

力と知恵や知識を共有していきる。

 

お互いに家族として、

支え合う村(コミュニティ)を

田舎で創りたいなぁと思っています。

 

自己主張しないということではありません。

 

お互いを大事にし受け止め合える、

心が良い人なら、

それが可能だと思います。

 

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玄米食だった頃の日本人の健康と体力はすごかった

 
こんな動画を見つけました。

食や健康、栄養学に興味がある方、観てみてください。

 



 

私が居るあたりの古い写真で、

農家の女性が、

背中に俵をいくつも乗せて歩いている姿を

写したものを見たことがあります。

 

わらで編んだ俵って、

お米が60kg入っているんです。

 

自分の体重以上のお米を

背負えたって、すごすぎます。

 

ですので、私は、

この動画に出て来る話や、

昔の方たちの食べ物の内容に

納得ができました。

 

決して、豊かな食ではないですが、

それである必要があったんですね。

 

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4つの自分 自分を知る

 

大杉神社⛩の月例会でした。

今日のお話は、自分を知ること。

 

神殿の鏡は、

鑑みるために置かれている、

 

神様が見るのではなく、

神前で自分に向き合うのだそうです。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

自分には、四つあるといいます。

 

自分も他人も知っている自分

自分だけが知っている自分

他人だけが知っている自分
(自分で気がついていない自分)

自分も他人も知らない自分

 

Photo by Natsuko Takehara
 

いつも同じような災難や出来事が

起こる人は、それを招く原因を選択をする

自分に気がついていない。

 

引き寄せの法則ですね。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

大変なことに陥った時、

それにうろたえる人と、

これ以上の悪い事はもう起こらない、

これからどんどん良くなると考える人と

自分の人生は、違ってくる。

 

宮司さんがおっしゃっていること、

これも引き寄せの法則です。

 

 

そういうお話をお聞きして来ました。

 

天気も回復して、あったかいです(^_^)

 

Photo by Natsuko Takehara
 

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甘酒はアルコール分がある? 糀から作る甘酒にはアルコール分は無いんですよ!

 

甘酒には2種類ある 酒粕の甘酒、糀の甘酒

 

甘酒はアルコール分があるから、

飲めないと思っている方、いますよね。

 

糀から作る甘酒には、

アルコール分はないんですよ!

 

酒粕から作る甘酒には、

アルコール分がわずかに、

残っていることもあります。

 

糀から作る甘酒は、

アルコール発酵の過程がありません。

 

作り方は、超簡単!

 

糀で作る甘酒の作り方は、超簡単です。

炊飯器で一晩です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

糀は、生の糀でも、ドライ(乾燥)でもOK。

最近は、大きなスーパーならありますよ。

道の駅とかにも、良く置いてあります。

 

材料は、糀、ごはん、水

道具は、炊飯器とふきん。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

炊飯器に、

糀と炊いたご飯と少しの水を入れて、混ぜます。

 

糀とご飯の量は、

同量でも、ご飯を少し多めでもOKです。

 

混ざったら、水を足してひたひたぐらいにします。

 

ふきんをかけます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

ふきんが落ちそうでしたら、

巻き寿司用の巻きす(竹すだれ)や、

さえばしなどを上に置きましょう。

 

あとは、炊飯器の蓋をひらいたまま、

保温にして、一晩おいておくだけです。

 

出来上がりは、とろりとしていて、甘いですよ。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

飲む点滴の出来上がりです。

美容にも良いです!!

 

長時間保温しておくと、

黄色くなってしまいます(ご注意を)。

 

水を加えてミキサーにかけましょう。

(実は炊飯器に入れる前に材料を混ぜて、やる方が楽)

 

甘さの調節は、飲みやすい程度にお湯を加えるか、

水を加えて、お鍋で温めます。

 

ジップロックに小分けすれば、冷凍もできます。

冷蔵では、長く置くと酸っぱくなります。

 

お砂糖を使いたくない人は、

甘酒を甘味調味料として、

使うと良いですよ~。

 

これでも酔う人は、自己暗示力の強い人ですね~~。

俗にいう、プラシーボ(プラセボ)効果です。

 

お酒は、お米と糀を混ぜて発酵(糖化)するところまでは、

炊飯器で作る甘酒つくりと同じですが、

それと同時、またはその後半、酵母でアルコール発酵します。

 

想像力と創造力の旺盛な方は、この説明を聞いたら、

糀とごはんと水(この場合はたっぷり)をペットボトルに入れて、

布か紙で栓をしておくと・・・

どうなるか・・・?

わかりますよね~~~

 

この場合は、糀とごはんは、

水を少し加えておいて、

手で混ぜるのが良いですよ~~(笑)

 

酒粕で作る甘酒

 

酒粕で作る甘酒は、

酒粕を小さくちぎって、

酒粕をつぶすようにかき混ぜながら、

中火で煮て作りましょう。

 

こちらは、砂糖を入れないと甘くありません。

 

砂糖を入れたり、生姜のしぼり汁を入れて、

好みの味に調えましょう。

 

酒粕は、冷蔵や冷凍ができます。

こちらは、多少経年で色が変わっても大丈夫です。

 

酒粕を鍋やおみそ汁に入れるのも良いですよ。

あったまりますよ~~。

 

塩を加えて練ると、チーズの代用になります。

トーストに塗って良し、乾燥させ細かくしてパスタにかけてよし。

 

酒粕をお菓子やパンに練り込んでもOK。

 

酒粕に含まれるレジスタントプロテインがいいよって、

聞いたことがあるでしょ。

 

便秘や美肌、成人病予防など。

 

寒~い季節を温かく、しかも免疫力を高めて!!!

 

甘酒に、生姜汁や、自然塩ひとつまみを加えれば、

さらに免疫力アップにつながります。

 

お試しくださいね~~。

 

 

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倒れる稲と倒れない稲 台風で倒れた稲は、なぜ倒れたのか? その2

茎が細くなる原因は何か?

 

倒れる稲には、第4~第6節間が細く伸びあがっている、

という特徴があることが分かったかと思います。

 

稲の茎が太くなるか、細くなるか、

どうして決まると思いますか?

 

Photo by Natsuko Takehara
 

茎の太さは維管束の数で決まります。

 

維管束というのは、シダ植物と種子植物が持つ、

水や栄養分を運ぶ管のことです。

 

 

根から吸い上げた水や栄養分を全身に運び、

葉の光合成で作ったでんぷんを全身に運ぶ、

そういう役割をしています。

 

 

ですから、茎の維管束は、枝分かれして葉や穂にも続いています。

人間でいえば、血管みたいなものなんです。

 

維管束がわからない人には、

葉脈だよというとわかりやすいかもしれませんね。

 

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葉脈の中に維管束が通っているんです。

 

葉脈は堅いイメージがありますよね。

 

 

稲に維管束ができるのは、初芽して、葉が伸び出してくるときです。

 

その時は、稲にはまだ茎が無いのですが、

苗が太いほど維管束が発達し、数も多くなります。

 

 

維管束の「維」は、繊維という意味です。

 

維管束は細胞壁が発達してつくられた、

パイプラインやチューブのようなもので、

固くて丈夫なんです。

 

稲がしっかり立っていられる理由は、

維管束の数が多く、細胞壁が固くてしっかりしているからなんです。

 

 

植物の体には骨がない代わりに、

ひとつひとつの細胞壁が、身体を支えています。

 

 

細胞壁はセルロースで出来ています。

 

 

セルロースは固い繊維ですが、

グルコースという糖が沢山連結してできているんです。

 

つまり、光合成で作られたでんぷんからできたのが、

細胞壁というわけです。

 

細胞のうちでも維管束は特に、

細胞壁がしっかりしているわけなんです。

 

 

セロリの茎を切ってみると、

維管束がよく見えますよ。

 

写真はルバーブの切り口です。

維管束が見えますよね。

 

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苗の時に、光合成をさせる期間が長く、

温度があまり高くなければ、

維管束が発達するのです。

 

維管束が発達していない稲は、

苗の時に、やわらかく細いということになります。

 

穂が作られた時にできる茎が細くなる原因は、

苗の時に維管束を十分に発達させていないからと考えられます。

 

葉鞘の中にできる茎が細くなってしまうんです。

 

 

肥料のやりすぎで稲が倒れるのか?

 

上記のような維管束の説明をしても、

稲の倒伏について説明すると、

肥料のやりすぎで倒れるんでしょうか?と、

質問される方がいます。

 

ここで、すでに私と質問者との間に、

ボタンの掛け違いが起きているんです。

 

 

私は、維管束がたくさん作られる体質は、

苗の時に作られるという説明をしているのですが、

質問されている方は、田んぼに植えられてからの、

肥料の量で倒伏が起こるのでしょうかと質問しています。

 

 

もちろん、要因として全くないとは言えませんが、

どちらかというと、二次的要因になるんです。

 

維管束がしっかりと固く丈夫にできていて、数が多ければ、

田んぼで育つ稲の茎が太くなります。

 

 

肥料欠で、分げつが減りますが、茎がそれほど細くはなりません。

 

 

一方、肥料過多の田んぼ、肥料のやりすぎの場合は、

茎が細い体質のまま、背丈が伸びるんです。

 

その結果、第4~第6節間が細くなり、

倒伏の原因になるわけです。

 

ですから、肥料が多いことは、二次的要因です。

 

 

維管束が発達し数が多く、苗が太ければ、

田んぼに移植した後も、稲は葉鞘を太く巻きます。

 

見た感じは、田植え後の稲の茎が太いように目ますが、

これはまだ茎ではありません。

 

幼穂ができて茎ができた時、出来た茎は太くなります。

 

穂首(ほくび)を観察すれば、茎が太いか細いかわかります。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

茎が太ければ、例え、肥料過多で稲の背丈が伸び続けても、

倒伏しないで、台風でも、よじれる程度で済むわけです。

 

チッソ、リン酸、カリの割合が悪いのでしょうか?とか、

バランスや割合をきちんとしなければいけないのでしょうか?

と考える方もいるようですが、

土の中に入れた肥料の成分割合を、

机上の理論でコントロールできると考えないほうが良いと思います。

 

田んぼには水があります。

 

排水したり、入水することで、

土に含まれる肥料分量は常に変化しています。

 

 

チッソ、リン酸、カリの割合が、倒伏に関係するならば、

米ぬかや穀物粕、魚粕などの有機質を使った場合、

割合がきちんとしていないから、

倒伏につながるという理論なのでしょうか?

 

 

「ドネベックの桶」を今一度勉強し直してほしいと思います。

 

 

稲という植物を生きものとして見て欲しいと思います。

 

 

たとえ、成分割合がきちんとわかっている化学肥料を

田んぼに多く入れたとしても、

茎が太いか細いかで、倒伏するかしないかの違いが、

起こってくるからです。

 

 

最近は、一発肥料を使う農家の方が増えました。

 

これだと、田植えの時の側条施肥だけで、

肥料撒きが済んで楽だからです。

 

 

ただし、農協の言うとおりに注文して、

毎年撒けば、肥料過多になることは間違いないと思います。

 

 

どうしても一発肥料を使いたいなら、

田植えの2カ月前に、少な目に撒いておくことをお勧めします。

 

 

稲を見ない稲作り

 

茎が細いことで稲が倒れる場合は、

苗の時に維管束が少なく細いことが原因だとしたら、

あなたの育てている苗はどうか、よく観察してみてください。

 

稲の苗を良く観察したら、

今度は田植えの時の苗の様子、

田植え後、1週間後、2週間後、1か月後の姿を、

良く観察してください。

 

あなたの稲は、どんな風な姿や色で、

どんな葉の長さで育っていますか?

 

 

稲を見ないで、首振り農業をしている人が多いんです。

 

首振り農業というのは、

周りの人が作業を始めたら、自分もはじめる、

どこかで話を聞いてきたら、

自分の田んぼや稲にとって適期かどうかを見極めないで、

聞いてきたことをやってみるという農業のやり方です。

 

 

自分が育てている苗はどんな苗なのか、

隣とどう違うのか、観察することもしないのです。

 

 

自分の田んぼの稲と自分の田んぼの稲がどう違うかも、

観察しないでいるわけです。

 

 

稲を知らない稲作り

 

今、農家の人でさえ、稲のことを知りません。

 

稲を見ないし、田んぼにもほとんど入りません。

 

そんな実例をお伝えしましょう。

 

 

田植えの時の話です。

 

田植えの手伝いに行ったところ、

田んぼにたっぷりと水が入っていました。

 

朝一番に、パイプラインの蛇口を開けたのでしょう。

 

一方、その家で育てた苗は、

とても短い苗でした。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

種まきの時期が遅くなってしまったそうです。

 

短い苗をたっぷり水が入った田んぼに田植えしたら、

全て水没してしまいますよね。

 

でも、そんなことを考えてもいないわけです。

 

 

すぐさま、私は、水を止めて暗渠(あんきょ)の栓を抜いて、

排水するように言いました。

 

 

田植えを頼まれて田植機を持ってきた人も、

時間つぶししなければならなくなりました。

 

ある程度水が抜けたので、田植えを始めましたが、

水は地面が見えるまで抜き続けてもらいました。

 

 

いつ水を入れたらよいかとの質問に、

3~5日後に入れてくださいと伝えました。

 

 

「どうして、田んぼに水が無い方がいいんですか?」という質問。

 

 

私の答えは、次のようなものでした。

 

皆さんが育てた苗は陸稲(おかぼ)の苗です。

水苗代やプール育苗で育てた苗は、水稲(すいとう)の苗です。

 

陸稲の苗の根には通期系が無いので、

新しい根が出るまでは水が少ない方がいいんですよ。

 

根が土をつかんでから、水を入れていけば、

新しく出る根は、水稲の根に変わっていきますよ。

 

 

この家の田植えの苗は、ハウスの中に育苗箱を並べ、

灌水しながら育てたものです。

 

種もみが発芽する時、初めに芽が出ます。

 

根は後から出ます。

 

根の表面の内側には皮層組織という細胞の集まりがあります。

 

 

水の中で苗を育てていると、

皮層組織の細胞が壊れて穴が開き、

酸素を通気する穴ができるんです。

 

この通期系を破生間隙(はしょうかんげき)といいます。

 

 

ところが、陸稲には、この通期系の穴ができません。

 

稲の根が水を張った田んぼで、育つのは、

この穴、破生間隙が根っこにできるからなんです。

 

ハウスの中で、灌水しながら育てた苗には、

破生間隙が無いんです。

 

 

ですから、田植えの時に、水にどっぷりつけると、

今まであった根が死んでしまいます。

 

今まであった根が土をつかんで、3日ほど根を張る頃、

新しい根が出て来るので、その時に水を入れてやれば、

新しい根に、通気系ができて来るんですよ。

 

これについて、いまだに新しい文献を見つけられていませんが、

今迄あった細胞が壊れて破生間隙を作るのは、

アポトーシスではないかと思っています。

 


破生間隙についての説明は、

『不耕起でよみがえる』に書いてあります。

 

 

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