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不耕起移植栽培の稲つくりは秋から始まる

不耕起移植栽培の稲つくりは秋から始まる

 

秋に稲刈りが終わると、

乾燥、脱穀、保管・・・。

 

これで1年の田んぼの作業が終わる!

と思うのは大間違いです。

 

不耕起栽培では、稲刈り後の田んぼの作業から、

翌年の稲つくりが始まります。

 

稲刈り後のわらを田んぼに返すのは、

コンバインなら、稲刈りと同時ですが、

手刈りの場合は、

はざ干し脱穀が終わったわらを

田んぼに返す作業から始まります。

 

米ぬかの散布もこの時期です。

 

その年の田んぼの状態や稲の状態から、

米ぬかの散布量を決めます。

 


 

ミネラルを撒くのもこの時期で構いませんが、

絶対に、この時期でなければならない

ということはありません。

 

手順が先ではなく、

来年の稲つくりに必要なことが優先です。

 

 

田んぼの畦の修理や、

水が抜けの防止、暗渠の埋設。

 

冬期湛水をするなら、

水の確保の準備もこの時期からです。

 

全国各地の様々な条件の田んぼで、

作業が、同じ時期が良いとは限りません。

 

マニュアル人間になって、

マニュアルを見て手順を追う人は、

稲を見ていません。

田んぼを見ていません。

 

自己流農法でうまくいかない人には、

手順ばかり追いかけるタイプが

多いように思います。

 

 

秋までの稲姿の推移や田んぼの様子が、

その年に足りなかったことを教えてくれます。

 

それを基準に、秋からの作業を始めましょう。

 

種もみの用意や保管も、

秋のうちに行わなければいけませんね。

 

年明けから苗つくりの準備を

 

年末から年始にかけて、

次の苗つくりの準備を始めましょう。

 

不耕起移植栽培では、

苗つくりに40~70日を要します。

 

苗つくりが重要なのは、

芽が出てから数日で、

稲の体質が決まってしまうからです。

 

病害虫に強く、太く大きく、粒数の多い稲。

 

有効分げつがしっかりとれる稲を

育てるには、計画を立てるのが第一です。

 

苗つくりと稲つくりの計画を立てましょう。

 

塩水選、温湯消毒またはエンザー液の準備、

浸種の準備も年明けから行いましょう。

 

うるち系かもち系かで、段取りが異なります。

 

品種特性によって、浸種の期間も異なります。

 

手抜きをしないで、ここはきっちり

やれるようにしてくださいね。

 

苗づくりも、ハウスを使うのか、苗代か、

トンネルを使うのかで準備が異なります。

 

最高最低温度計は、複数個用意しておきましょう。

⇒ 最高最低温度計1

⇒ 最高最低温度計2


 

多少の誤差があることもありますから、

確認しておきましょう。

 

ビニールなども、早めに注文してきましょう。

 

春先は雪や雨によって、

予定の作業が進まないこともあります。

 

田植えから逆算して、計画を立ててくださいね。

 

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キムチを漬けよう キムチソックの作り方

キムチソックを作ろう

 

キムチソックとは、

キムチのつけ込みダレです。

 

多めに作ってくださいね。

結構、たくさん使います。

 

残ったら、ジップロックに入れて

冷凍しましょう。

 

1年中使えますよ。

 

材料はこちらを参照してくださいね。

 

韓国トウガラシを用意しましょう。

 

粗びきと粉末を同量です。

 

 

糊を作ります。

 

片栗粉を水に溶いたら、

弱火にかけます。

 

時々、火を止めて、

良くかき回しましょう。

 

火にかけっぱなしで、

良くかき混ぜなければ、

だまができてしまいます。

 

少しぐらいなら大丈夫ですけど。

 

障子を貼る時の糊みたいで、

やや硬めになったら、OKです。

 

熱いうちに韓国トウガラシを

加えて混ぜます。


 

冷める間に野菜を切ります。

 

ニンニク、生姜はみじん切りか

または短い細切り、すりおろし。

 

ニンジン、大根、タマネギ、長ネギは、

5cmぐらいの細い千切り。


 

リンゴなどの果物は、

すりおろすかみじん切りに。

 

フードプロセッサーで細かくしてもOK。

 

今回は

熟した柿を冷凍してあったものを、

解凍して、皮、へた、種を除き、

少し煮詰めて加えました。

 

あとは、

カナリエキスまたはナンプラー。

 

そして、アミの塩辛など。

 

ぜーんぶ加えてまぜたら、

キムチソックの出来上がりです。

 

 


 

辛いの苦手 甲殻類アレルギーなら

 

辛いのが苦手な人は、

トウガラシを少しにするか、

いっそのこと入れない。

 

その代わり塩を強くしましょう。

 

トウガラシ自体に抗菌作用があるので、

カビにくくなるんです。

 

もともと、韓国トウガラシは、

余り辛くありません。

 

それに、果物を入れるので、

キムチに甘みが出ます。

 

辛いのが好き!という方は、

一味を加えましょう。

 

 

甲殻類アレルギーで

キムチが食べられない方もいますね。

 

そういう方は、昆布だしや昆布茶、

醤油と塩を使ってみてください。

 

アミの塩辛の代わりに、

青い魚の身を細かくして、

20%の塩漬けにして

使ってもいいですよ。

 

私はいつも白菜を2個漬けますが、

材料を少なくして、

ビニール袋で付けてもOKです。

 

白菜1/4個を試しに漬けてみるとか。

 

キムチソックの残りで、

即席キムチも作れますよ。

 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その2

 

緩速ろ過の浄水場の仕組みは生物ろ過

 

水道水を作る方法に、

緩速ろ過(かんそくろか)方式という

仕組みがあります。

 

約200年前にスコットランドで、

緩速ろ過方式の前段階の、

ペーズリーろ過法式が生み出されました。

 

当時のイギリスは、産業革命の影響で、

人口が都市に集中し工業化が進み、

河川が汚れていました。

 

ロンドンを流れるテムズ川の水で

実験が行われ、緩速ろ過方式は

1829年、ほぼ完成されました。

 

当時は、砂でろ過ができると、

考えられていたようで、

slow sand filtrationと呼ばれていました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

日本には、5521の浄水場があります(平成24年)。

 

最も多いのが地下水をくみ上げして、

塩素を入れている消毒のみの方式です。

 

次が化学処理による急速ろ過方式で1783、

緩速ろ過方式は、548か所もあるんですよ。

 

日本で緩速ろ過の浄水場が作られるように

なったのは、明治時代です。

 

東京の淀橋浄水場も日本で2番目にできた、

緩速ろ過方式の浄水場だったのです。

 

日本でも、緩速ろ過の仕組みが理解されておらず、

砂でごみや雑菌を取り除くと思われていました。

 

 

ところが、緩速ろ過の本当の仕組みは、

水の「生物ろ過」だったんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ですから、未だに厚生労働省の

浄水場設置や運営の規定は、

生物ろ過を活かすものになっておらず、

戦後から改善されていません。

 

塩素を入れることなどを決めた水道法も、

GHQによって作らされた法律です。

 

塩素を入れる必要が無い緩速ろ過の水も

家庭の蛇口で出る時、

塩素が入っていなければならない、

塩素濃度の規定など問題だらけのままです。

 

それでも、日本中に稼働中の

緩速ろ過の浄水場があることは、

素晴らしい財産です。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

緩速ろ過の浄水場では、

沈殿槽で水の中のごみを落とし、

砂を敷き詰めたろ過槽に水を移して、

ゆっくりした速度で移動させます。

 

微小昆虫や微小生物による

食物連鎖が起こります。

 

小さな生きものが

より小さな生きものを食べます。

 

クリプトスポリジウムのような原虫、

病原性大腸菌などの病原菌も

食べられていなくなります。

 

小さな生きものの糞は、

砂の目を通りろ過槽の底に沈みます。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

水の中の窒素、リン酸、カリや、

ミネラルを含む栄養分も

藻類や植物プランクトンが吸収します。

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ろ過池に増えるメロシラという藻類は、

砂の上を覆って、砂の目詰まりを防止します。

 

メロシラや植物性プランクトンは、

光合成をおこなって、水中に酸素を放出します。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

この酸素は、砂の中に住む微小生物に、

消費されているのです。

 

生きものが活動する温度と水深、

水の速度でろ過の効率が変わります。

 

こうして、何も含まず腐ることもない、

生で飲めるおいし水を

生きものろ過で作ることができるのです。

 

冬期湛水水田と緩速ろ過

 

緩速ろ過の日本で唯一の研究者

中本信忠先生と、

初めてお会いしたのは、

2003年の春でした。

 

当時、中本先生は信州大学の

応用生物科学科の教授でした。

 

写真提供:中本信忠
写真提供:中本信忠


 

不耕起移植栽培の田んぼに来ていただき、

中本先生から緩速ろ過の仕組みをお聞きして、

私たちは、大変びっくりしたのです。

 

緩速ろ過で水を生物浄化する仕組みが、

冬期湛水水田で見てきた状況と

そっくりだったのです。

 

 

 

どうやら、田んぼは

水を浄化しているらしい。

 

冬期湛水により、

水の浄化がさらに進むらしい。

 

ずっと考えていたことが、

中本先生の話を聞いて、

本当だという確信を持ちました。

 

 

田んぼの取水口では

水が少し生臭くても、

田んぼの水が臭うとは感じません。

 

田んぼに入れる水が、

いつも透き通っているとは限りません。

 

川が雨などで濁っている時には、

パイプラインの蛇口から出る水は、

濁っていることがあります。

 

 

けれども田んぼの水は、

濁っていないのです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

すり傷や切り傷があっても、

田んぼの水に触れて、

破傷風などの病気になる話を、

聞いたことがないんです。

 

 

生きものろ過は、

すごいと考えるようになりました。

 

 

生物ろ過の仕組みがわかると、

改めて、文献や資料を読み直し

新たな視点が生まれました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠緩速ろ過


 

中本先生の緩速ろ過の研究成果は、

浄水場の管理規定が古いため、

日本の緩速ろ過の浄水場では、

あまり活かされていません。

 

 

しかし、アジアやアフリカでは、

中本先生の指導で、

緩速ろ過装置が設置され、

生水が飲める地域が増えました。

 

 

私には、福岡正信さんの粘土団子が、

世界の砂漠を緑化していったことと、

ものすごく重なるんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

関連記事

⇒ 生きものが田んぼの水を浄化する 冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場

 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その1

 

田んぼに水は無い?

 

 

水田とは、水を湛えた田んぼのこと。

 

田の字の意味は、穀物を栽培する所。

穀物の栽培で水の中で行うところが

田んぼです。

 

昔は稲だけではなく、

稗(ひえ)や粟(あわ)、黍(きび)などの

イネ科の雑穀もマコモやヨシも

田んぼで育てるものだったんでしょうね。

 

穀物以外のものを作るところは、

「はた」と呼んだようです。

 

端、側から、

畑、畠になったんでしょうね。

 

田んぼの横で火を燃やすところ?

田んぼではない明るい所?

田んぼとはっきり区別されるところ?

田んぼに水が入ってくるところ?

 

 

だから、昔は田んぼって、

水があるとは

限らなかったのかもしれません。

 

では、現代はどうでしょうか?

 

もしかして、田んぼには

いつも水があるものだと、

思っていますか?

 

 

 

日本中の多くの水田地帯では、

年のうち6ヵ月は、

水が無いんです。

 

乾田(かんでん)の状態です。

 

農家が田んぼに水を張るのは、

田植え前から初夏と、

夏の終わりから稲刈り前まで、

わずか4ヵ月です。

 

稲刈りの時に、

大型重機であるコンバインを

田んぼに入れる必要があるため、

機械が泥にはまらないように、

田んぼから水を抜きます。

 

そのあと春まで、

田んぼに水はありません。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

また、多くの地域で、夏に中干しという、

田んぼの土を乾かす期間を設けます。

 

農作業の

機械の都合、作業の手順に合わせ、

田んぼに水を入れたり抜いたりで

きるようになっているからです。

 

冬期湛水水田

 

あえて、稲刈り後の田んぼに

水を張っておくのが、

冬期湛水水田です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

冬期湛水(とうきたんすい)というのは、

冬の間水を湛えている、

溜めてあるという意味です。

 

つまり冬の間、田んぼに

水を張りっぱなしにしたのが、

冬期湛水水田です。

 

冬期湛水の取り組みが始まったのは、

1998年の稲刈り後、宮城県でのことです。

 

その地域はマガンやハクチョウの飛来地でした。

 

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マガンやハクチョウなどの渡り鳥が、

冬に湛水した田んぼを、

ねぐらに利用しないだろうかという

実験的な取り組みからでした。

 

結局、その年、鳥たちは、

冬期湛水の田んぼをねぐらには

しませんでした。

 

しかし、休憩場所として

利用をしてくれました。

 

農業用語では、

冬期湛水と言いますが、

野鳥や自然環境保護の視点では、

冬・水・田んぼとも呼ばれています。

 

冬期湛水による田んぼの生きものの変化

 

宮城県で初めて冬期湛水が行われた後、

全国各地の不耕起栽培農家が、

冬期湛水を始めました。

 

各地で、様々な現象が報告されました。

 

Photo by Kiyo Nakamura
 

ハクチョウだけではなく、他の渡り鳥や、

留鳥が立ち寄るようになり、

動物や肉食の鳥も現れました。

 

田んぼの土にも変化が現れました。

 

本来、土が固い

福島県郡山市の田んぼは、

1999年に冬期湛水を始めると、

田んぼの表層の土が、

トロトロした状態になっていました。

 

各地のハクチョウが来る田んぼを

訪問していたので、私たちには、

ハクチョウが歩いて、土がえぐれ崩れるのと、

表面のトロトロは別のことだと思われました。

 

 

2001年の秋に初めて湛水した

千葉県の不耕起田んぼでは、

翌年の春に、大量にニホンアカガエルの

卵塊(らんかい)が、見つかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

前年まで、この田んぼで

ニホンアカガエルは、

全く観察されていませんでした。

 

5、6月には小さなニホンアカガエルが、

大量に観察できました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

その後の観察で、冬期湛水の田んぼでは、

ミジンコが、田植え後の一時期に

大量発生することもわかりました。

 

藻類や浮草の発生状態も変わりました。

 

明らかに生態系に変化が起きていました。

 

2001年6月に、この田んぼで、

生きもの調査をしました。

 

冬期湛水をしていない田んぼに比べ

田んぼの表層のとろとろした泥の中に、

イトミミズとアカムシ(ユスリカの幼虫)が、

大量に棲んでいることがわかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

計算上は、10アール当たり、

イトミミズ 220万匹
ユスリカ 120万匹

 

イトミミズは、

田んぼの土を採取しようとすると、

危険を感じ10~20cmぐらい下まで

土の中に潜るようです。

 

ですから、データの正確さはわかりません。

 

小さな昆虫や巻貝やシジミ貝の仲間も、

田んぼの土の中にいることが確認されました。

 

イトミミズが土の中の有機物を食べ、

お尻から吐き出す糞や、アカムシの糞が、

トロトロ層を作っていたことが、

その後の調査や文献からわかってきました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

田んぼに水を張り始めた秋には、

田んぼに微小な昆虫やダニ類などの、

分解者が大量発生することも目撃しました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

 

どうやら、普通の田んぼとは違い、

わらや有機物の分解者が増えています。

 

ダニ類と聞くと吸血したり寄生することを、

イメージするかもしれません。

 

ダニ類の大半は、吸血しません。

 

土壌で生活する多くのダニ類は、

落ち葉などの有機物やそれが分解したもの、

菌類、腐ったものを食べています。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

私が冬期湛水の田んぼで出会った、

小さな昆虫やダニ類は、

わらやわらを分解する菌類を

食べていたのだと思います。

 

 

冬期湛水した田んぼでは、

田植え後に、藻類や浮草類が、

急に増えることもありました。

 

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煎り玄米と玄米珈琲にちょっと反響!!

 

煎り玄米を作ったよ!って・・・

 

玄米スープや玄米珈琲のことを

FBに書きました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

玄米を煎って、スープや珈琲にすると、

冷えた体にいいんです。

 

そうしたら、作ってみるという

コメントをいくつもいただきました。

 

そして、先ほど、

「作りましたよ」って、

写真とメッセージ頂きました。

 

嬉しいなあ~~♡

 

さっそくFBでシェアしました。

 

 

ちょっとした手間だけど、

作ってみればなんてことないんです。

行動するかしないかだけの違い!

 

 

しかも、健康に良いことが身に付いちゃう。

 

私も毎日、楽しく手づくりしています。

今、玄米のレシピ集をまとめています。

 

個別の質問にお答えしました

 

玄米スープのことと、

玄米珈琲のことを書いたら、

個別に質問などもいただいたので、

お伝えしておこうと思います。

 

私が飲んだのは市販の玄米珈琲です。

自然食品店にあります。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

お味は、全然珈琲じゃない!です。

タンポポコーヒーや大豆珈琲みたいに。

 

市販の玄米珈琲は、

顆粒になっているので、

お湯を注ぐとかなり良く溶けます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

タンポポコーヒーや大豆珈琲より

陽性が強いと言われています。

 

陽性が強い理由は、

玄米に含まれるイノシトールと

フィチン酸の影響が

大きいと思われます。

 

玄米スープは、

洗った玄米を水切り、

お鍋で弱火~中火で20~30分煎ります。

 

火が強いと、

ポンポンせんべいみたいにはじけたり、

焦げてしまったりします。

 

音楽でも聞きながらゆっくりどうぞ!

 

鍋でも土鍋でもフライパンでも大丈夫です。

 

こだわりがある方は、土鍋という方もいますが、

私は、あれダメこれダメは苦手です。

 

1合の玄米を煎ると1+1/4合ぐらいになります。

 

玄米1合を煎って、7合の水で煮て、

煮詰めたものが、玄米スープです。

 

煮立ったお湯の中で玄米が躍る感じで、

中火で20分ぐらい煮詰めます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

水の量が半分ぐらいになる前に火を止めます。

 

 

これに、自然塩または梅干し、または昆布を入れて、

塩味で飲むのが玄米スープです。

 

玄米を入れて飲んでもOK!

 

Photo by Natsuko Takehara
写真は、煎り玄米(つまみ食い用・左)と
玄米スープに梅干しと塩を入れた物

 

 

病気で食欲がない時、

具合が悪い時、体が冷えた時に・・・。

 

赤ちゃんからお年寄りまで飲めます。

 

 

私が玄米スープを知ったのは、

父が癌で入院していた時です。

 

癌患者には、玄米が良いと知り、

病院へ持ち込みましたが、

ごわごわして食べにくいというので、

やはり癌患者に良いという、

玄米スープを持ち込んでいました。

 

煎り玄米+良いお塩が、

身体によい陽性の食品となるようです。

 

良いお塩というと、自然塩ですが、

いろんなのが売っています。

 

あまり、こだわらないで、あれこれ試して、

好みのものを見つけた方がいいですよ。

 

今の自分に合うかどうか、

Oリングテストでもわかるので、

試してみてください。

 

玄米スープを煮詰めて

おかゆにしてもOK!

おじやにしてもOKです。

 

玄米スープに日高昆布を入れた物 程よい塩味!
(アツアツの時に入れるとすぐふやけます)

 

 

Photo by Natsuko Takehara
 

では、病人に玄米スープを飲ませたら、
残った玄米はどうするの?

という人は、玄米スープの残りの

煮えた玄米レシピ・・・後日に続く!

 

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甘酒はアルコール分がある? 糀から作る甘酒にはアルコール分は無いんですよ!

 

甘酒には2種類ある 酒粕の甘酒、糀の甘酒

 

甘酒はアルコール分があるから、

飲めないと思っている方、いますよね。

 

糀から作る甘酒には、

アルコール分はないんですよ!

 

酒粕から作る甘酒には、

アルコール分がわずかに、

残っていることもあります。

 

糀から作る甘酒は、

アルコール発酵の過程がありません。

 

作り方は、超簡単!

 

糀で作る甘酒の作り方は、超簡単です。

炊飯器で一晩です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

糀は、生の糀でも、ドライ(乾燥)でもOK。

最近は、大きなスーパーならありますよ。

道の駅とかにも、良く置いてあります。

 

材料は、糀、ごはん、水

道具は、炊飯器とふきん。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

炊飯器に、

糀と炊いたご飯と少しの水を入れて、混ぜます。

 

糀とご飯の量は、

同量でも、ご飯を少し多めでもOKです。

 

混ざったら、水を足してひたひたぐらいにします。

 

ふきんをかけます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

ふきんが落ちそうでしたら、

巻き寿司用の巻きす(竹すだれ)や、

さえばしなどを上に置きましょう。

 

あとは、炊飯器の蓋をひらいたまま、

保温にして、一晩おいておくだけです。

 

出来上がりは、とろりとしていて、甘いですよ。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

飲む点滴の出来上がりです。

美容にも良いです!!

 

長時間保温しておくと、

黄色くなってしまいます(ご注意を)。

 

水を加えてミキサーにかけましょう。

(実は炊飯器に入れる前に材料を混ぜて、やる方が楽)

 

甘さの調節は、飲みやすい程度にお湯を加えるか、

水を加えて、お鍋で温めます。

 

ジップロックに小分けすれば、冷凍もできます。

冷蔵では、長く置くと酸っぱくなります。

 

お砂糖を使いたくない人は、

甘酒を甘味調味料として、

使うと良いですよ~。

 

これでも酔う人は、自己暗示力の強い人ですね~~。

俗にいう、プラシーボ(プラセボ)効果です。

 

お酒は、お米と糀を混ぜて発酵(糖化)するところまでは、

炊飯器で作る甘酒つくりと同じですが、

それと同時、またはその後半、酵母でアルコール発酵します。

 

想像力と創造力の旺盛な方は、この説明を聞いたら、

糀とごはんと水(この場合はたっぷり)をペットボトルに入れて、

布か紙で栓をしておくと・・・

どうなるか・・・?

わかりますよね~~~

 

この場合は、糀とごはんは、

水を少し加えておいて、

手で混ぜるのが良いですよ~~(笑)

 

酒粕で作る甘酒

 

酒粕で作る甘酒は、

酒粕を小さくちぎって、

酒粕をつぶすようにかき混ぜながら、

中火で煮て作りましょう。

 

こちらは、砂糖を入れないと甘くありません。

 

砂糖を入れたり、生姜のしぼり汁を入れて、

好みの味に調えましょう。

 

酒粕は、冷蔵や冷凍ができます。

こちらは、多少経年で色が変わっても大丈夫です。

 

酒粕を鍋やおみそ汁に入れるのも良いですよ。

あったまりますよ~~。

 

塩を加えて練ると、チーズの代用になります。

トーストに塗って良し、乾燥させ細かくしてパスタにかけてよし。

 

酒粕をお菓子やパンに練り込んでもOK。

 

酒粕に含まれるレジスタントプロテインがいいよって、

聞いたことがあるでしょ。

 

便秘や美肌、成人病予防など。

 

寒~い季節を温かく、しかも免疫力を高めて!!!

 

甘酒に、生姜汁や、自然塩ひとつまみを加えれば、

さらに免疫力アップにつながります。

 

お試しくださいね~~。

 

 

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倒れる稲と倒れない稲 台風で倒れた稲は、なぜ倒れたのか? その2

茎が細くなる原因は何か?

 

倒れる稲には、第4~第6節間が細く伸びあがっている、

という特徴があることが分かったかと思います。

 

稲の茎が太くなるか、細くなるか、

どうして決まると思いますか?

 

Photo by Natsuko Takehara
 

茎の太さは維管束の数で決まります。

 

維管束というのは、シダ植物と種子植物が持つ、

水や栄養分を運ぶ管のことです。

 

 

根から吸い上げた水や栄養分を全身に運び、

葉の光合成で作ったでんぷんを全身に運ぶ、

そういう役割をしています。

 

 

ですから、茎の維管束は、枝分かれして葉や穂にも続いています。

人間でいえば、血管みたいなものなんです。

 

維管束がわからない人には、

葉脈だよというとわかりやすいかもしれませんね。

 

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葉脈の中に維管束が通っているんです。

 

葉脈は堅いイメージがありますよね。

 

 

稲に維管束ができるのは、初芽して、葉が伸び出してくるときです。

 

その時は、稲にはまだ茎が無いのですが、

苗が太いほど維管束が発達し、数も多くなります。

 

 

維管束の「維」は、繊維という意味です。

 

維管束は細胞壁が発達してつくられた、

パイプラインやチューブのようなもので、

固くて丈夫なんです。

 

稲がしっかり立っていられる理由は、

維管束の数が多く、細胞壁が固くてしっかりしているからなんです。

 

 

植物の体には骨がない代わりに、

ひとつひとつの細胞壁が、身体を支えています。

 

 

細胞壁はセルロースで出来ています。

 

 

セルロースは固い繊維ですが、

グルコースという糖が沢山連結してできているんです。

 

つまり、光合成で作られたでんぷんからできたのが、

細胞壁というわけです。

 

細胞のうちでも維管束は特に、

細胞壁がしっかりしているわけなんです。

 

 

セロリの茎を切ってみると、

維管束がよく見えますよ。

 

写真はルバーブの切り口です。

維管束が見えますよね。

 

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苗の時に、光合成をさせる期間が長く、

温度があまり高くなければ、

維管束が発達するのです。

 

維管束が発達していない稲は、

苗の時に、やわらかく細いということになります。

 

穂が作られた時にできる茎が細くなる原因は、

苗の時に維管束を十分に発達させていないからと考えられます。

 

葉鞘の中にできる茎が細くなってしまうんです。

 

 

肥料のやりすぎで稲が倒れるのか?

 

上記のような維管束の説明をしても、

稲の倒伏について説明すると、

肥料のやりすぎで倒れるんでしょうか?と、

質問される方がいます。

 

ここで、すでに私と質問者との間に、

ボタンの掛け違いが起きているんです。

 

 

私は、維管束がたくさん作られる体質は、

苗の時に作られるという説明をしているのですが、

質問されている方は、田んぼに植えられてからの、

肥料の量で倒伏が起こるのでしょうかと質問しています。

 

 

もちろん、要因として全くないとは言えませんが、

どちらかというと、二次的要因になるんです。

 

維管束がしっかりと固く丈夫にできていて、数が多ければ、

田んぼで育つ稲の茎が太くなります。

 

 

肥料欠で、分げつが減りますが、茎がそれほど細くはなりません。

 

 

一方、肥料過多の田んぼ、肥料のやりすぎの場合は、

茎が細い体質のまま、背丈が伸びるんです。

 

その結果、第4~第6節間が細くなり、

倒伏の原因になるわけです。

 

ですから、肥料が多いことは、二次的要因です。

 

 

維管束が発達し数が多く、苗が太ければ、

田んぼに移植した後も、稲は葉鞘を太く巻きます。

 

見た感じは、田植え後の稲の茎が太いように目ますが、

これはまだ茎ではありません。

 

幼穂ができて茎ができた時、出来た茎は太くなります。

 

穂首(ほくび)を観察すれば、茎が太いか細いかわかります。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

茎が太ければ、例え、肥料過多で稲の背丈が伸び続けても、

倒伏しないで、台風でも、よじれる程度で済むわけです。

 

チッソ、リン酸、カリの割合が悪いのでしょうか?とか、

バランスや割合をきちんとしなければいけないのでしょうか?

と考える方もいるようですが、

土の中に入れた肥料の成分割合を、

机上の理論でコントロールできると考えないほうが良いと思います。

 

田んぼには水があります。

 

排水したり、入水することで、

土に含まれる肥料分量は常に変化しています。

 

 

チッソ、リン酸、カリの割合が、倒伏に関係するならば、

米ぬかや穀物粕、魚粕などの有機質を使った場合、

割合がきちんとしていないから、

倒伏につながるという理論なのでしょうか?

 

 

「ドネベックの桶」を今一度勉強し直してほしいと思います。

 

 

稲という植物を生きものとして見て欲しいと思います。

 

 

たとえ、成分割合がきちんとわかっている化学肥料を

田んぼに多く入れたとしても、

茎が太いか細いかで、倒伏するかしないかの違いが、

起こってくるからです。

 

 

最近は、一発肥料を使う農家の方が増えました。

 

これだと、田植えの時の側条施肥だけで、

肥料撒きが済んで楽だからです。

 

 

ただし、農協の言うとおりに注文して、

毎年撒けば、肥料過多になることは間違いないと思います。

 

 

どうしても一発肥料を使いたいなら、

田植えの2カ月前に、少な目に撒いておくことをお勧めします。

 

 

稲を見ない稲作り

 

茎が細いことで稲が倒れる場合は、

苗の時に維管束が少なく細いことが原因だとしたら、

あなたの育てている苗はどうか、よく観察してみてください。

 

稲の苗を良く観察したら、

今度は田植えの時の苗の様子、

田植え後、1週間後、2週間後、1か月後の姿を、

良く観察してください。

 

あなたの稲は、どんな風な姿や色で、

どんな葉の長さで育っていますか?

 

 

稲を見ないで、首振り農業をしている人が多いんです。

 

首振り農業というのは、

周りの人が作業を始めたら、自分もはじめる、

どこかで話を聞いてきたら、

自分の田んぼや稲にとって適期かどうかを見極めないで、

聞いてきたことをやってみるという農業のやり方です。

 

 

自分が育てている苗はどんな苗なのか、

隣とどう違うのか、観察することもしないのです。

 

 

自分の田んぼの稲と自分の田んぼの稲がどう違うかも、

観察しないでいるわけです。

 

 

稲を知らない稲作り

 

今、農家の人でさえ、稲のことを知りません。

 

稲を見ないし、田んぼにもほとんど入りません。

 

そんな実例をお伝えしましょう。

 

 

田植えの時の話です。

 

田植えの手伝いに行ったところ、

田んぼにたっぷりと水が入っていました。

 

朝一番に、パイプラインの蛇口を開けたのでしょう。

 

一方、その家で育てた苗は、

とても短い苗でした。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

種まきの時期が遅くなってしまったそうです。

 

短い苗をたっぷり水が入った田んぼに田植えしたら、

全て水没してしまいますよね。

 

でも、そんなことを考えてもいないわけです。

 

 

すぐさま、私は、水を止めて暗渠(あんきょ)の栓を抜いて、

排水するように言いました。

 

 

田植えを頼まれて田植機を持ってきた人も、

時間つぶししなければならなくなりました。

 

ある程度水が抜けたので、田植えを始めましたが、

水は地面が見えるまで抜き続けてもらいました。

 

 

いつ水を入れたらよいかとの質問に、

3~5日後に入れてくださいと伝えました。

 

 

「どうして、田んぼに水が無い方がいいんですか?」という質問。

 

 

私の答えは、次のようなものでした。

 

皆さんが育てた苗は陸稲(おかぼ)の苗です。

水苗代やプール育苗で育てた苗は、水稲(すいとう)の苗です。

 

陸稲の苗の根には通期系が無いので、

新しい根が出るまでは水が少ない方がいいんですよ。

 

根が土をつかんでから、水を入れていけば、

新しく出る根は、水稲の根に変わっていきますよ。

 

 

この家の田植えの苗は、ハウスの中に育苗箱を並べ、

灌水しながら育てたものです。

 

種もみが発芽する時、初めに芽が出ます。

 

根は後から出ます。

 

根の表面の内側には皮層組織という細胞の集まりがあります。

 

 

水の中で苗を育てていると、

皮層組織の細胞が壊れて穴が開き、

酸素を通気する穴ができるんです。

 

この通期系を破生間隙(はしょうかんげき)といいます。

 

 

ところが、陸稲には、この通期系の穴ができません。

 

稲の根が水を張った田んぼで、育つのは、

この穴、破生間隙が根っこにできるからなんです。

 

ハウスの中で、灌水しながら育てた苗には、

破生間隙が無いんです。

 

 

ですから、田植えの時に、水にどっぷりつけると、

今まであった根が死んでしまいます。

 

今まであった根が土をつかんで、3日ほど根を張る頃、

新しい根が出て来るので、その時に水を入れてやれば、

新しい根に、通気系ができて来るんですよ。

 

これについて、いまだに新しい文献を見つけられていませんが、

今迄あった細胞が壊れて破生間隙を作るのは、

アポトーシスではないかと思っています。

 


破生間隙についての説明は、

『不耕起でよみがえる』に書いてあります。

 

 

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倒れる稲と倒れない稲 台風で倒れた稲は、なぜ倒れたのか? その1

なぜ、稲は倒れるのか?

 

2016年の関東の稲刈り時期は、

雨や台風で、天候が悪いために稲刈りが遅れました。

 

稲が倒れた田んぼも多くありました。

 

 

Photo by Natsuko Takehara
 

台風や大雨で倒れる稲と倒れない稲、

何が違うと思いますか?

 

 

稲が倒れてしまうと、穂が田んぼの土にまみれ、

もみの中のお米まで傷んでしまうことや腐ることもあります。

 

 

雨が続く間に穂が発芽して、お米にならなくなることもあります。

稲の穂が田んぼの中で発芽することを、

穂発芽(ほはつが)といいます。

 

 

今年に限らないのですが、

毎年秋に、あっちこっちの田んぼを観察していると、

毎年のように、稲が倒れている田んぼもあります。

 

なぜ、その田んぼでは、毎年稲が倒れるのでしょうか?

なぜ、倒れないようにしないのでしょうか?

 

 

稲が倒れることを倒伏(とうふく)といいます。

 

倒伏する原因は何か?

 

 

答えは、簡単です。

稲の茎が細いから、弱いからです。

 

穂ができて頭が重くなると、

立っていられなくなるからです。

 

それに雨や台風が追い打ちをかけるからなんです。

 

 

この動画には、不耕起栽培の田んぼと慣行栽培の田んぼが、

映っているのですが、違いが判るでしょうか?

 



 

細い茎の稲を育てるから、倒れてしまう。

 

太い茎の稲を育てれば、多少のことでは倒れないし、

よじれ、かがんでしまっても、自分の力で起き上がってきます。

 

 

もちろん、稲が倒れるのに、

他の要因が無いわけではありません。

 

細い茎の稲を育てている以外にも、

原因になることはいくつもあります。

 

例えば、

田植えの時に苗を浅植えしている

稲刈り時期に茎や根が傷んでいて稲が弱っている

田んぼの硬盤(こうばん)が無く、土が深くでやわらかい。

 

これらも、稲が倒れる原因になります。

 

稲が倒れるのには、必ず原因があるというわけなんです。

 

 

稲が倒れるほど米が良く穫れる

 

新潟のような米どころでは、

稲が傾くほど良い、たくさん穫れるとも言われています。

 

穂が重くなり、籾がたくさんついているから、

稲が傾いているほうが、収穫量が多くなるというのです。

 

なるほど、と思いませんか?

 

Photo by Natsuko Takehara
 

同じ面積で、お米が沢山穫れれば、

その分だけ売り上げが増えるんですから、

稲作農家の気持ちとしては、たくさん稔らせたいですよね。

 

 

単純計算してみましょう。

 

米1俵(60kg)が、1万2千円で、

農協や問屋に売れると仮定しましょう。

 

10アール当たり8俵のお米が収穫できたら、

9万6千円の売り上げだという計算になります。

 

11俵を収穫できれば、13万2千円の売り上げです。

 

同じ面積で、同じ経費をかけて、労働力を使って、

10アール当たり、3万6千円の差は大きいですよね。

 

 

穂ができるまで稲には茎が無い

 

穂ができるまで、稲には茎がありません。

 

タケノコの皮のように、葉っぱの下の部分、

葉鞘(ようしょう)といわれるところが筒状に巻いていて、

それが重なって茎のように見えているだけなのです。

 

次の写真はすべて、茎がまだない状態の稲なんです。

 

photo by Natsuko Takehara
 

photo by Natsuko Takehara
Photo by Natsuko Takehara
 

穂の赤ちゃん、幼穂(ようすい)ができた時に、

初めて、幼穂の下に茎が作られます。

 

写真の幼穂は、約2週間目です。

あと2週間で出穂(しゅっすい)、開花になる状態です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

穂が育つのと一緒に茎や葉が育ちます。

 

穂ができた後は、新しい葉っぱが出ると、

新しい茎の節(節)が増えます。

 

この節と節の間のことを節間(せっかん)といいます。

 

穂が成長し伸びてくると、節も増えるわけです。

 

収穫までの見てわかる節の数は5~6個ぐらいになります。

 

茎が細いために倒伏する原因は、

後からできた第5、第6節間が細いことが原因です。

 

 

写真の稲の下の方の茎を良く見てください。

右の4本の方は、途中から茎が細くなっています。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

第4、第5節間から細くなっているんです。

 

第5、第6節間が細くなっているより、

状態としては、さらに倒伏しやすい状態なんです。

 

第4節間が細く伸びあがっているということは、

幼穂形成期に、かなり強く肥料が効いているということです。

 

 

一発肥料を使うことが多くなると、

肥効が長続きするので、

生殖成長期に入っても、稲は背丈を伸ばすからです。

 

そのため、穂長も、比較的長くなるようですが、

田んぼで与えている肥料が、

倒伏型の稲に育て上げているというわけです。

 

遺伝子操作で、倒伏しない稲の品種を開発しても、

肥料のやり方、選び方では、

倒伏型になると言えるかもしれません。

 

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台風被害を知っておう 二百十日は台風の日、農家の厄日だった

 

夏の天気と台風と

 

台風は二百十日、立春から210日目の9月1日が、

台風が襲来しやすい農家の厄日とされてきました。

 

私が子どもの頃は、

台風は秋になると来るものだと思っていました。

 

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夏は入道雲が出て、夕方になると突然大空が曇り、

遠くから雨が迫ってきました。

 

夕立ちが毎日のようにあったんです。

 

子どもたちは、大慌てで、雨雲や雨が迫ってくるのから逃げ、

家に飛び込んだものでした。

 

夕立ちは、せいぜい1時間足らずで終わりました。

 

その後は、気持ちが良い風が、

窓から入ってきたものでした。

 

夏の終わりになると台風の発生がありました。

 

その頃になると、夕立もなくなり、

入道雲も見なくなったと思います。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

近年の台風は発生期間が長くて巨大化している

 

近年の台風はと言えば、

6月ごろから発生し、

ひどい年は11月まで襲来します。

 

台風の発生が早くなったと同時に、

勢力も強く大きくなっています。

 

昔は本州には6月に梅雨に入り、7月にあけましたが、

近年は7月に梅雨に入り、8月ごろあけます。

 

6~7月に、梅雨が無かった北海道まで雨が続きます。

 

 

地球温暖化の影響とも言われますけど。

 

雨が多くなり、亜熱帯の気候にも似てきました。

 

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雨の降り方も、ゲリラ豪雨が多くなりましたので、

これからの時代は、大雨や洪水、土砂災害に気をつけて、

住むところや田畑を選ぶ必要があると思います。

 

昔の田植えと稲刈り

 

昔は田植えの頃、梅雨時の雨の水を利用して、

田んぼに水が入ることを予定して田植えをし、

9月ごろから稲刈りが始まり、

刈り取った稲をはざがけしていました。

 

台風が来ると稲刈りが遅れるし、はざがけの杭が倒れたり、

干していた稲が飛ばされる被害を恐れていたのです。

 

 

水が多い所では、腰や胸まで水に浸かって、

舟を曳きながら稲刈りをしたそうです。

 

 

それでは、台風やお雨では、

とても稲刈りができませんよね。

 

 

だから、二百十日は農家の厄日だったわけです。

 

 

昭和に入り、稲作手法が大きく変化して、

関東以西の田植えは4月末~5月になりました。

 

ひと月以上、田植えが早くなった理由は、

前進栽培から三早栽培へと稲の栽培期間が、

前倒しできるようになったためです。

 

関東以西では、多くの場合、

4月末に田植えするのは早生稲、

5月に中生を田植えするわけです。

 

関東以西でも標高が高いところや、

春の気候が稲の生長に適すのが遅い地域では、

5月中旬~6月に田植えをするところもあります。

 

晩生を栽培している地域もあるので、

品種によっても田植えと稲刈り時期は違うんです。

 

多くの稲の品種は田植えから3カ月で収穫期を迎えるので、

今も関東以西では、昔から9月1日は稲刈りシーズン真っただ中です。

 

台風の被害とは

 

台風の被害といえば、雨と風によって、

稲が倒れることのように思いますよね。

 

確かに、稲が倒れてしまい、

地面にべったりと寝てしまうと、

稲刈り前の籾が泥にまみれて傷み、

腐ってしまったり、穂発芽して商品にならなくなってしみます。

 

しかし、海が近い地域では、

塩害というもっと深刻な被害が起こります。

 

台風が海水を巻き上げて陸に運び、

田んぼの稲全体が塩を含む雨や風で傷んでしまう現象です。

 

稲は塩に弱いため、茎や葉だけでなく根までが、

塩の影響をうけて、田んぼ全体の稲が枯れ上がります。

 

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地域一帯の稲が、塩害で収穫皆無になることもあるんです。

 

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トウガラシのナンプラー漬けを作りましょう

山菜の株の移植は肉体労働で

 

午後から、じいやと山菜堀りでした。

 

ゼンマイは株が大きいので、二人がかりで掘るも、

結構な肉体労働でした。

 

Photo by Natsuko Takehara
 
ワラビも掘ったけど、

じいやが掘ったのはシダではないかと・・・。

 

野菜がまだまだ高いです

 

夕方、野菜を買いに行きました。

農家直の仕入れの店でして、とってもお安いです。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

それでも、まだ高いものは高いですね。

 


夏~秋の台風のせいで、被害にあった野菜も多く、


収穫しても、流通段階で溶けてしまう野菜も多かったんですよ。

 

だから、流通の側も、確かな商品以外は、

仕入をしたくないので、流通量がうんと少なくなり、

価格も高騰してしまうんです。

 


流通や生産現場に通じていると、


今年の雨の被害のことが良くわかります。

 


私の大豆のさやが、黒く枯れていたように。


葉物野菜は、雨の被害で溶けやすくなってたんです。

 


北海道の根菜や豆類も台風10号被害で収穫できる量が減り、


やっと西から関東の葉物や、ニンジンなどが出てきた様子でした。

 


出始めの物は高く、少しすると激安になります。


そのへんが、都会のスーパーと違うところです。


ニンジンのSの袋詰め、


玉ねぎのLM3個入りは100円切っていました。

 


葉物はまだ高いですね。


 

トウガラシのナンプラー漬けをつくりましょう

 


可愛いトウガラシを100円で買いました。


 

Photo by Natsuko Takehara
 

辛いかと思ったらちっとも辛くないのです。


私は辛いのが好き!


激辛はちょっと引きますけどね。

 

辛いトウガラシの生冷凍があるので、

それと一緒にナンプラーに漬けました。

 

Photo by Natsuko Takehara


ビンの底の方に辛いトウガラシ(カット)をいれて、


その上に買ってきたトウガラシを入れて、ナンプラーを注ぎます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

Photo by Natsuko Takehara
 


ひと月ぐらい置くと、トウガラシの味が溶け出して、


ナンプラーに香りや辛みが加わります。


これをチャーハンや炒め物にかけると美味しいのです。


 


是非試してみてくださいね。


 

普通のお醤油にトウガラシを漬けても、

美味しいですよ。

 

こちらは、豆腐や厚揚げ、焼き魚にも、

チャーハンや炒め物にも、煮物にも・・・。

 


ビンと、出来たら移すためのボトルは100均です。


 

Photo by Natsuko Takehara

トウガラシが浮くので、


ビニールに水を入れて重しにしてあります。

 


お漬物などを作る時も、ビニール袋やペットボトルに入れた水が、


重しに使えて便利ですよ。

 

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