「耕さない田んぼ」タグアーカイブ

不耕起移植栽培の稲つくりは秋から始まる

不耕起移植栽培の稲つくりは秋から始まる

 

秋に稲刈りが終わると、

乾燥、脱穀、保管・・・。

 

これで1年の田んぼの作業が終わる!

と思うのは大間違いです。

 

不耕起栽培では、稲刈り後の田んぼの作業から、

翌年の稲つくりが始まります。

 

稲刈り後のわらを田んぼに返すのは、

コンバインなら、稲刈りと同時ですが、

手刈りの場合は、

はざ干し脱穀が終わったわらを

田んぼに返す作業から始まります。

 

米ぬかの散布もこの時期です。

 

その年の田んぼの状態や稲の状態から、

米ぬかの散布量を決めます。

 


 

ミネラルを撒くのもこの時期で構いませんが、

絶対に、この時期でなければならない

ということはありません。

 

手順が先ではなく、

来年の稲つくりに必要なことが優先です。

 

 

田んぼの畦の修理や、

水が抜けの防止、暗渠の埋設。

 

冬期湛水をするなら、

水の確保の準備もこの時期からです。

 

全国各地の様々な条件の田んぼで、

作業が、同じ時期が良いとは限りません。

 

マニュアル人間になって、

マニュアルを見て手順を追う人は、

稲を見ていません。

田んぼを見ていません。

 

自己流農法でうまくいかない人には、

手順ばかり追いかけるタイプが

多いように思います。

 

 

秋までの稲姿の推移や田んぼの様子が、

その年に足りなかったことを教えてくれます。

 

それを基準に、秋からの作業を始めましょう。

 

種もみの用意や保管も、

秋のうちに行わなければいけませんね。

 

年明けから苗つくりの準備を

 

年末から年始にかけて、

次の苗つくりの準備を始めましょう。

 

不耕起移植栽培では、

苗つくりに40~70日を要します。

 

苗つくりが重要なのは、

芽が出てから数日で、

稲の体質が決まってしまうからです。

 

病害虫に強く、太く大きく、粒数の多い稲。

 

有効分げつがしっかりとれる稲を

育てるには、計画を立てるのが第一です。

 

苗つくりと稲つくりの計画を立てましょう。

 

塩水選、温湯消毒またはエンザー液の準備、

浸種の準備も年明けから行いましょう。

 

うるち系かもち系かで、段取りが異なります。

 

品種特性によって、浸種の期間も異なります。

 

手抜きをしないで、ここはきっちり

やれるようにしてくださいね。

 

苗づくりも、ハウスを使うのか、苗代か、

トンネルを使うのかで準備が異なります。

 

最高最低温度計は、複数個用意しておきましょう。

⇒ 最高最低温度計1

⇒ 最高最低温度計2


 

多少の誤差があることもありますから、

確認しておきましょう。

 

ビニールなども、早めに注文してきましょう。

 

春先は雪や雨によって、

予定の作業が進まないこともあります。

 

田植えから逆算して、計画を立ててくださいね。

 

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キムチの仕込みをしようよ

下ごしらえの塩漬けから

 

キムチの仕込みです。

白菜もお安くなりました。

私は白菜を栽培してないので

(冬は畑お休み~~)、


買うかいただくか・・・。

 

今回は2個600円も

しなかったと思ったけど、

いくらだったか忘れました。

 

買ってから、しばらく

お腹の調子が悪くて・・・。

 

何とな~く取り掛かれなくて、

白菜の外葉のふちが

ちょいと黄色くなってきて・・・。

 

 

お腹の調子が悪くなったり

体調が悪くなるのは、

ちょっとした特異体質。

 

健康じゃないというわけじゃあないの。

 

 

白菜の外葉を取り、4つに切りました。

 

下ごしらえは、ビニール袋に入れて、

塩漬けすることです。


 

10%の塩水に漬けました。

 


 

重しは、ペットボトルに入れた水でOK。

 

すごく重くする必要はありません。


 

2日ほどつけますが、

途中で塩水を汲みだして、

上からかけ直します。

 

用意する物と材料


 

白菜2個

塩水 5リットルぐらい(塩10%)

樽 20リットル用
※本漬けにも使っても良し、かめを使っても良し

 

漬け材料

韓国トウガラシ 粗びき100g

韓国トウガラシ 粉末100g

片栗粉 大さじ3~5

ニンジン、大根 各200gぐらい

タマネギ 1/2個

ニラ 1/2~1束

長ネギ 1/2本

ニンニク 小さいもの1個

生姜 50グラムぐらい

カナリエキス(韓国の魚醤)
※ナンプラーで代用できます

リンゴ 1個

あれば、熟した柿、梨 1~2個
※秋に冷凍しておく

アミの塩辛 大さじ3~4
※高価なので、乾燥アミや小エビを
ミルサーで細かくして、
水と20%の塩でビンの中に
ひたひた程度に漬けておきます。

有ればイカの塩辛など


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インターネット上で田舎暮らしと農業を学ぶコミュニティ始めます

「ローカルライフきらめき」始めます

 

私は20年ほど農業や農村にかかわり、

農業や田舎暮らしを始めて、


上手くいった人、いかなかった人を


たくさん見てきました。

 

消えていく人を見るのは、私にとっても、


とても辛いこともありました。

 

みんながうまく


田舎移住を果たしてほしいと思っています。

 

私がコミュニティを作ったわけについて、


記事にまとめました。

 
 
 

WEBコミュニティってなあに?というご質問へのお答え

 

田舎暮らしと農業を学ぶ

「ローカルライフきらめき」に参加したいけれど

行けませんと言われる方もおられます。

 

WEBコミュニティというのが

わかりづらいのかもしれません。


 

WEBコミュニティというのは、

インターネット上のグループです。

 

Facebookグループのサロンです。


 

月払い、年払いどちらも、お申し込み後に


Facebookグループに招待します。

 

 

基本はFacebookグループ内でワーク、動画視聴をして、


ディスカッションをします。

 

ディスカッションにはメッセンジャー複数通話、


Skype複数通話や画面共有も使います。

 

不耕起栽培の勉強はSkypeで、月に1~2回、毎回2時間程です。


 

内容は2009年まで千葉で年間10回

86000円で行っていた農業塾の、


実習を除く不耕起栽培の技術と理論講義と

ほぼ同じ内容になります。


 

田んぼを実践される方対象です。

ご希望があれば、

PC初心者向けのPC講座を行います。


 

WindowsPCの使い方、

インターネットで収入を得る方法の


基礎的な内容です。

 

ブラインドタッチ、ドキュメント、

スプレッドシート、スライド、

Youtubeなどの使い方、動画編集、

無料ブログ開設、オークション、

せどり、アフィリエイト、Amazon販売など。


 

3か月後にワードプレスで

ブログ開設ができるようになるようにサポート。

 

将来、7~8万円の別講座にする予定ですが、

モニターとして、10名以内限定で、

2か月目以降にメンバーを選び、


無料で約3カ月サポートします。

 

日本語ができて、

PC初心者でもインターネットができて、

FacebookとSkypeができれば、

世界中どこでも学べる講座です。

 

ローカルライフきらめき

 

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水道水は自分で作れる 小型生物ろ過システム

自分が普段使っている、

飲んでいる水道水は、

どうやって作られているか

知っていますか?

 

資料提供:中本信忠


 

水道水は、浄水場や水を

くみ上げている施設で作られます。

 

浄水場には、

急速濾過、緩速ろ過、膜ろ過、オゾン処理で、

水道水を作っている所があるんです。

 

地下水をくみ上げて、塩素を加えるだけ、

というところもあります。

(塩素濃度も水道法も、問題だらけですが・・・)

 

 

中本先生は、緩速ろ過=生きものろ過 の

水道の研究をしてこられました。

 

水の中やろ過池の底の砂に住む

小さな生き物や植物が水を浄化、

有害な物質も、危険な病原菌もなくなります。

 

資料提供:中本信忠


 

生でも、塩素を入れなくても、

美味しくて安全な水を作ることができるのが、

緩速ろ過=生きものろ過 です。

 

しかも施設を作るのに、お金がかからず、

維持費も少なくて済みます。

 

冬期湛水や周年湛水の田んぼにも、

緩速ろ過と同じ仕組みがあります。

 

化学薬品を使う浄水は、

年々維持コストが上がります。

 

円の価値が無くなったら、輸入できなくなったら、

輸入のアルミ(ボーキサイト)や活性炭が買えなくなり、

都市部の多くで水道水が作れないんです。

 

緩速ろ過は素晴らしいですよ!

 

詳しいことは先生の著書をお読みください。

『生でおいしい水道水』『おいしい水の作り方』

私のところにも少し在庫があります。

 

中本先生がこのところFBに

沢山データをあげてくださっています。

 

おかげで勉強するのがたいへんです。

世界で一番大きな浄水場、2ヵ所。全てのろ過池で採取して藻の発達具合を調べた。1994年から1996年にかけて、英国から助成金をもらって調べることができた。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年12月7日


生物浄化の考えー21 濁り水対策で凝集薬剤処理を用いる急速ろ過では、藻は嫌われた。緩速ろ過池でも藻が繁殖するので嫌われた。そこで、水深を深くして底まで日射が当たりにくようにした。水深が深いと、底での水圧が大きいので光合成で酸素を生産しても…

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年12月7日

生物浄化の考えー22ろ過砂は大きくても機能は変わらない。砂が動かないということだ。砂が大きいなら、ろ過抵抗は小さい。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年12月7日


 

緩速ろ過の浄水場の生物ろ過の仕組みが、

水田の水浄化の仕組みとそっくりなんです。

 

そして、来年こそは、これを作ってみたいですね。

 

写真提供:中本信忠


 

一家に1基、地域に、公共施設の屋上に、

雨水タンクを設置して作れるんじゃないかな?

 

小型緩速ろ過の浄水システムです。

 

写真提供:中本信忠


 

中本先生の長野県上田市、

染屋浄水場の記事をシェアします。

大正12(1923)年から使われている3号ろ過池だけは、斜めの壁面。その壁面の浅い場所には、糸状珪藻メロシラがフワフワと大繁殖していた。しかし斜め壁を垂直壁につくり直した2号池の壁には、藻が付着していない。水深が浅いと水温が6.2℃でも、藻が繁殖する。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年11月30日


垂直壁のろ過池の壁には藻が付着していなかったが、水中の梯子(ステップ)には藻が絡みついて繁殖していた。底の砂を調べたら、砂の上はフワフワした茶色の被膜。珪藻メロシラだ。砂は全然汚れていない。ろ過速度を調べたら、2.5m/d、損失水頭は7㎝だ。目詰まりしていない。ろ過水は本当に清澄だ。浄水濁度は0.000度だった。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年11月30日


染屋浄水場のろ過池の水温は6.2℃だった。原水水温は6.1℃。まだ11月30日。これからどんどん寒くなる。だからろ過池の凍結防止のために、ろ過池流入水口に円筒を差し込み、水面近くに流入水を水平に吹き流すようにして水面の凍結防止をしている。そうそう、上田市の気象観測の場所、アメダス観測点はろ過池の横にある。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年11月30日


ろ過池の水深はできるだけ浅い方が良い。大正12年から使い続けているろ過池の壁は斜め。その斜め壁には糸状珪藻の繁殖は著しい。藻が繁殖すると、微小動物の餌が豊富になる。生物活性が良くなり、ろ過閉塞もなくなる。流入してくる濁りも藻に絡みつき光合成の気泡で浮き上がる。水深が浅いと光合成が盛んだ。水深を思い切り浅くしたい。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年11月30日


ろ過池の水深はできるだけ浅い方が良い。大正12年から使い続けているろ過池の壁は斜め。その斜め壁には糸状珪藻の繁殖は著しい。藻が繁殖すると、微小動物の餌が豊富になる。生物活性が良くなり、ろ過閉塞もなくなる。流入してくる濁りも藻に絡みつき光合成の気泡で浮き上がる。水深が浅いと光合成が盛んだ。水深を思い切り浅くしたい。

Nobutada Nakamotoさんの投稿 2016年11月30日


 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その2

 

緩速ろ過の浄水場の仕組みは生物ろ過

 

水道水を作る方法に、

緩速ろ過(かんそくろか)方式という

仕組みがあります。

 

約200年前にスコットランドで、

緩速ろ過方式の前段階の、

ペーズリーろ過法式が生み出されました。

 

当時のイギリスは、産業革命の影響で、

人口が都市に集中し工業化が進み、

河川が汚れていました。

 

ロンドンを流れるテムズ川の水で

実験が行われ、緩速ろ過方式は

1829年、ほぼ完成されました。

 

当時は、砂でろ過ができると、

考えられていたようで、

slow sand filtrationと呼ばれていました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

日本には、5521の浄水場があります(平成24年)。

 

最も多いのが地下水をくみ上げして、

塩素を入れている消毒のみの方式です。

 

次が化学処理による急速ろ過方式で1783、

緩速ろ過方式は、548か所もあるんですよ。

 

日本で緩速ろ過の浄水場が作られるように

なったのは、明治時代です。

 

東京の淀橋浄水場も日本で2番目にできた、

緩速ろ過方式の浄水場だったのです。

 

日本でも、緩速ろ過の仕組みが理解されておらず、

砂でごみや雑菌を取り除くと思われていました。

 

 

ところが、緩速ろ過の本当の仕組みは、

水の「生物ろ過」だったんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ですから、未だに厚生労働省の

浄水場設置や運営の規定は、

生物ろ過を活かすものになっておらず、

戦後から改善されていません。

 

塩素を入れることなどを決めた水道法も、

GHQによって作らされた法律です。

 

塩素を入れる必要が無い緩速ろ過の水も

家庭の蛇口で出る時、

塩素が入っていなければならない、

塩素濃度の規定など問題だらけのままです。

 

それでも、日本中に稼働中の

緩速ろ過の浄水場があることは、

素晴らしい財産です。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

緩速ろ過の浄水場では、

沈殿槽で水の中のごみを落とし、

砂を敷き詰めたろ過槽に水を移して、

ゆっくりした速度で移動させます。

 

微小昆虫や微小生物による

食物連鎖が起こります。

 

小さな生きものが

より小さな生きものを食べます。

 

クリプトスポリジウムのような原虫、

病原性大腸菌などの病原菌も

食べられていなくなります。

 

小さな生きものの糞は、

砂の目を通りろ過槽の底に沈みます。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

水の中の窒素、リン酸、カリや、

ミネラルを含む栄養分も

藻類や植物プランクトンが吸収します。

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

ろ過池に増えるメロシラという藻類は、

砂の上を覆って、砂の目詰まりを防止します。

 

メロシラや植物性プランクトンは、

光合成をおこなって、水中に酸素を放出します。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

この酸素は、砂の中に住む微小生物に、

消費されているのです。

 

生きものが活動する温度と水深、

水の速度でろ過の効率が変わります。

 

こうして、何も含まず腐ることもない、

生で飲めるおいし水を

生きものろ過で作ることができるのです。

 

冬期湛水水田と緩速ろ過

 

緩速ろ過の日本で唯一の研究者

中本信忠先生と、

初めてお会いしたのは、

2003年の春でした。

 

当時、中本先生は信州大学の

応用生物科学科の教授でした。

 

写真提供:中本信忠
写真提供:中本信忠


 

不耕起移植栽培の田んぼに来ていただき、

中本先生から緩速ろ過の仕組みをお聞きして、

私たちは、大変びっくりしたのです。

 

緩速ろ過で水を生物浄化する仕組みが、

冬期湛水水田で見てきた状況と

そっくりだったのです。

 

 

 

どうやら、田んぼは

水を浄化しているらしい。

 

冬期湛水により、

水の浄化がさらに進むらしい。

 

ずっと考えていたことが、

中本先生の話を聞いて、

本当だという確信を持ちました。

 

 

田んぼの取水口では

水が少し生臭くても、

田んぼの水が臭うとは感じません。

 

田んぼに入れる水が、

いつも透き通っているとは限りません。

 

川が雨などで濁っている時には、

パイプラインの蛇口から出る水は、

濁っていることがあります。

 

 

けれども田んぼの水は、

濁っていないのです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

すり傷や切り傷があっても、

田んぼの水に触れて、

破傷風などの病気になる話を、

聞いたことがないんです。

 

 

生きものろ過は、

すごいと考えるようになりました。

 

 

生物ろ過の仕組みがわかると、

改めて、文献や資料を読み直し

新たな視点が生まれました。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠緩速ろ過


 

中本先生の緩速ろ過の研究成果は、

浄水場の管理規定が古いため、

日本の緩速ろ過の浄水場では、

あまり活かされていません。

 

 

しかし、アジアやアフリカでは、

中本先生の指導で、

緩速ろ過装置が設置され、

生水が飲める地域が増えました。

 

 

私には、福岡正信さんの粘土団子が、

世界の砂漠を緑化していったことと、

ものすごく重なるんです。

 

資料提供:中本信忠
資料提供:中本信忠


 

関連記事

⇒ 生きものが田んぼの水を浄化する 冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場

 

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冬期湛水水田と緩速ろ過の浄水場 その1

 

田んぼに水は無い?

 

 

水田とは、水を湛えた田んぼのこと。

 

田の字の意味は、穀物を栽培する所。

穀物の栽培で水の中で行うところが

田んぼです。

 

昔は稲だけではなく、

稗(ひえ)や粟(あわ)、黍(きび)などの

イネ科の雑穀もマコモやヨシも

田んぼで育てるものだったんでしょうね。

 

穀物以外のものを作るところは、

「はた」と呼んだようです。

 

端、側から、

畑、畠になったんでしょうね。

 

田んぼの横で火を燃やすところ?

田んぼではない明るい所?

田んぼとはっきり区別されるところ?

田んぼに水が入ってくるところ?

 

 

だから、昔は田んぼって、

水があるとは

限らなかったのかもしれません。

 

では、現代はどうでしょうか?

 

もしかして、田んぼには

いつも水があるものだと、

思っていますか?

 

 

 

日本中の多くの水田地帯では、

年のうち6ヵ月は、

水が無いんです。

 

乾田(かんでん)の状態です。

 

農家が田んぼに水を張るのは、

田植え前から初夏と、

夏の終わりから稲刈り前まで、

わずか4ヵ月です。

 

稲刈りの時に、

大型重機であるコンバインを

田んぼに入れる必要があるため、

機械が泥にはまらないように、

田んぼから水を抜きます。

 

そのあと春まで、

田んぼに水はありません。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

また、多くの地域で、夏に中干しという、

田んぼの土を乾かす期間を設けます。

 

農作業の

機械の都合、作業の手順に合わせ、

田んぼに水を入れたり抜いたりで

きるようになっているからです。

 

冬期湛水水田

 

あえて、稲刈り後の田んぼに

水を張っておくのが、

冬期湛水水田です。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

冬期湛水(とうきたんすい)というのは、

冬の間水を湛えている、

溜めてあるという意味です。

 

つまり冬の間、田んぼに

水を張りっぱなしにしたのが、

冬期湛水水田です。

 

冬期湛水の取り組みが始まったのは、

1998年の稲刈り後、宮城県でのことです。

 

その地域はマガンやハクチョウの飛来地でした。

 

0050r
 

マガンやハクチョウなどの渡り鳥が、

冬に湛水した田んぼを、

ねぐらに利用しないだろうかという

実験的な取り組みからでした。

 

結局、その年、鳥たちは、

冬期湛水の田んぼをねぐらには

しませんでした。

 

しかし、休憩場所として

利用をしてくれました。

 

農業用語では、

冬期湛水と言いますが、

野鳥や自然環境保護の視点では、

冬・水・田んぼとも呼ばれています。

 

冬期湛水による田んぼの生きものの変化

 

宮城県で初めて冬期湛水が行われた後、

全国各地の不耕起栽培農家が、

冬期湛水を始めました。

 

各地で、様々な現象が報告されました。

 

Photo by Kiyo Nakamura
 

ハクチョウだけではなく、他の渡り鳥や、

留鳥が立ち寄るようになり、

動物や肉食の鳥も現れました。

 

田んぼの土にも変化が現れました。

 

本来、土が固い

福島県郡山市の田んぼは、

1999年に冬期湛水を始めると、

田んぼの表層の土が、

トロトロした状態になっていました。

 

各地のハクチョウが来る田んぼを

訪問していたので、私たちには、

ハクチョウが歩いて、土がえぐれ崩れるのと、

表面のトロトロは別のことだと思われました。

 

 

2001年の秋に初めて湛水した

千葉県の不耕起田んぼでは、

翌年の春に、大量にニホンアカガエルの

卵塊(らんかい)が、見つかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

前年まで、この田んぼで

ニホンアカガエルは、

全く観察されていませんでした。

 

5、6月には小さなニホンアカガエルが、

大量に観察できました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

その後の観察で、冬期湛水の田んぼでは、

ミジンコが、田植え後の一時期に

大量発生することもわかりました。

 

藻類や浮草の発生状態も変わりました。

 

明らかに生態系に変化が起きていました。

 

2001年6月に、この田んぼで、

生きもの調査をしました。

 

冬期湛水をしていない田んぼに比べ

田んぼの表層のとろとろした泥の中に、

イトミミズとアカムシ(ユスリカの幼虫)が、

大量に棲んでいることがわかりました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

計算上は、10アール当たり、

イトミミズ 220万匹
ユスリカ 120万匹

 

イトミミズは、

田んぼの土を採取しようとすると、

危険を感じ10~20cmぐらい下まで

土の中に潜るようです。

 

ですから、データの正確さはわかりません。

 

小さな昆虫や巻貝やシジミ貝の仲間も、

田んぼの土の中にいることが確認されました。

 

イトミミズが土の中の有機物を食べ、

お尻から吐き出す糞や、アカムシの糞が、

トロトロ層を作っていたことが、

その後の調査や文献からわかってきました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

田んぼに水を張り始めた秋には、

田んぼに微小な昆虫やダニ類などの、

分解者が大量発生することも目撃しました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

 

どうやら、普通の田んぼとは違い、

わらや有機物の分解者が増えています。

 

ダニ類と聞くと吸血したり寄生することを、

イメージするかもしれません。

 

ダニ類の大半は、吸血しません。

 

土壌で生活する多くのダニ類は、

落ち葉などの有機物やそれが分解したもの、

菌類、腐ったものを食べています。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

私が冬期湛水の田んぼで出会った、

小さな昆虫やダニ類は、

わらやわらを分解する菌類を

食べていたのだと思います。

 

 

冬期湛水した田んぼでは、

田植え後に、藻類や浮草類が、

急に増えることもありました。

 

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煎り玄米と玄米珈琲にちょっと反響!!

 

煎り玄米を作ったよ!って・・・

 

玄米スープや玄米珈琲のことを

FBに書きました。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

玄米を煎って、スープや珈琲にすると、

冷えた体にいいんです。

 

そうしたら、作ってみるという

コメントをいくつもいただきました。

 

そして、先ほど、

「作りましたよ」って、

写真とメッセージ頂きました。

 

嬉しいなあ~~♡

 

さっそくFBでシェアしました。

 

 

ちょっとした手間だけど、

作ってみればなんてことないんです。

行動するかしないかだけの違い!

 

 

しかも、健康に良いことが身に付いちゃう。

 

私も毎日、楽しく手づくりしています。

今、玄米のレシピ集をまとめています。

 

個別の質問にお答えしました

 

玄米スープのことと、

玄米珈琲のことを書いたら、

個別に質問などもいただいたので、

お伝えしておこうと思います。

 

私が飲んだのは市販の玄米珈琲です。

自然食品店にあります。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

お味は、全然珈琲じゃない!です。

タンポポコーヒーや大豆珈琲みたいに。

 

市販の玄米珈琲は、

顆粒になっているので、

お湯を注ぐとかなり良く溶けます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

タンポポコーヒーや大豆珈琲より

陽性が強いと言われています。

 

陽性が強い理由は、

玄米に含まれるイノシトールと

フィチン酸の影響が

大きいと思われます。

 

玄米スープは、

洗った玄米を水切り、

お鍋で弱火~中火で20~30分煎ります。

 

火が強いと、

ポンポンせんべいみたいにはじけたり、

焦げてしまったりします。

 

音楽でも聞きながらゆっくりどうぞ!

 

鍋でも土鍋でもフライパンでも大丈夫です。

 

こだわりがある方は、土鍋という方もいますが、

私は、あれダメこれダメは苦手です。

 

1合の玄米を煎ると1+1/4合ぐらいになります。

 

玄米1合を煎って、7合の水で煮て、

煮詰めたものが、玄米スープです。

 

煮立ったお湯の中で玄米が躍る感じで、

中火で20分ぐらい煮詰めます。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

水の量が半分ぐらいになる前に火を止めます。

 

 

これに、自然塩または梅干し、または昆布を入れて、

塩味で飲むのが玄米スープです。

 

玄米を入れて飲んでもOK!

 

Photo by Natsuko Takehara
写真は、煎り玄米(つまみ食い用・左)と
玄米スープに梅干しと塩を入れた物

 

 

病気で食欲がない時、

具合が悪い時、体が冷えた時に・・・。

 

赤ちゃんからお年寄りまで飲めます。

 

 

私が玄米スープを知ったのは、

父が癌で入院していた時です。

 

癌患者には、玄米が良いと知り、

病院へ持ち込みましたが、

ごわごわして食べにくいというので、

やはり癌患者に良いという、

玄米スープを持ち込んでいました。

 

煎り玄米+良いお塩が、

身体によい陽性の食品となるようです。

 

良いお塩というと、自然塩ですが、

いろんなのが売っています。

 

あまり、こだわらないで、あれこれ試して、

好みのものを見つけた方がいいですよ。

 

今の自分に合うかどうか、

Oリングテストでもわかるので、

試してみてください。

 

玄米スープを煮詰めて

おかゆにしてもOK!

おじやにしてもOKです。

 

玄米スープに日高昆布を入れた物 程よい塩味!
(アツアツの時に入れるとすぐふやけます)

 

 

Photo by Natsuko Takehara
 

では、病人に玄米スープを飲ませたら、
残った玄米はどうするの?

という人は、玄米スープの残りの

煮えた玄米レシピ・・・後日に続く!

 

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並、中、大、特大のラーメンのお店 並350円で今日も満足!

 

じいやと山へ山菜を採りに行き、

お昼はラーメン🍜

 

並350円

消費税が上がる前は、330円でしたよ。

 

メニューは、

並、中、大、特大のラーメン、

チャーシュー麺、つけ麺、おにぎりのみ。

 

大ラーメン2つ完食すると

無料となり、店内のホワイトボードに

新しい名前が書き込まれます。

 

大ラーメンは、大きなどんぶりに、

麺がつゆより上に盛り上がっていますが、

注文する男性は、結構います。

 

私は、過去に中を一度食べたけど、

最近は、並がやっとです。

 

カウンター12席ぐらいと外にテーブル。

12時前に来ましたが、ほぼ満席。

 

車やバイクがたくさんあり、

出る車を待って停めました。

回転率の早いこと。

 

店構えは、10年ぐらい前に

初めて来た時と変わらず、

ここ、やってるの?と思うぐらい!

 

Photo by Natsuko Takehara
 

てすが、お客さんは、次々入ってきます。

 

店主は、お客さんと話すことも

あまりなく、注文だけきいて、

もくもくとラーメンを作り続けます。

 

にもかかわらず、

常連さんが絶えることがありません。

 

お客さんは、十分満足して、

また来るってことなんですよね。

 

決まった関係性と、

提供されるものへの
安心感かと思います。

 

私も久々ですが、また来ました。

 

ラーメンやさんの鏡だと思います。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

このラーメン屋さん、

お店の名前も出ていません。

 

常連さんはみんな、

「大ラーメン」と呼んでいますよ。

 

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玄米食だった頃の日本人の健康と体力はすごかった

 
こんな動画を見つけました。

食や健康、栄養学に興味がある方、観てみてください。

 



 

私が居るあたりの古い写真で、

農家の女性が、

背中に俵をいくつも乗せて歩いている姿を

写したものを見たことがあります。

 

わらで編んだ俵って、

お米が60kg入っているんです。

 

自分の体重以上のお米を

背負えたって、すごすぎます。

 

ですので、私は、

この動画に出て来る話や、

昔の方たちの食べ物の内容に

納得ができました。

 

決して、豊かな食ではないですが、

それである必要があったんですね。

 

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肥料過多は稲が倒れる(倒伏)の原因になるのか?  

 

田んぼで稲に肥料をたくさん与え過ぎると、

稲が倒伏するという話があります。

 

そのようなコメントもいただきましたので、

説明しておこうかなあと思いました。

 

確かに、思い当たることが肥料の入れすぎでは、

ということもあるでしょう。

 

肥料の入れすぎかどうかは、

稲の色を見ればわかります。

 

肥料を田んぼに撒きすぎていて、

チッソが効いていると、

稲の色は青が濃くなります。

 

肥料が切れてきている場合や、

稲が枯れ始めていれば、

稲の色は黄色っぽく緑の色が褪せてきます。

 

 

稲刈りの時期に、稲の色が濃いかどうか?

 

稲の色にかかわらず、

倒れる稲と倒れない稲があります。
(写真比較)

 

Photo by Natsuko Takehara
 

同じ日に撮影した写真ですが、

この比較は極端な例で、

中間の色でも倒れる稲はあります。

 

黄色い稲は、

すでに老化し劣化しているように見えます。

 

稲刈り前に根が傷んできている

可能性があります。

 

肥料が効いて、

色が濃くても、背が高くても、

倒れない稲もあるからなんです。

 

肥料が切れていたり、枯れ始めていて、

倒れる稲もあるわけです。

 

肥料の入れすぎが

倒伏の直接原因だとするなら、

肥料が切れてきている稲が

倒れることと矛盾します。

 

 

肥料過多は、

倒伏の要因の一つになりますが、

直接原因ではありません。

 

 

維管束が発達していない、

茎が細いという原因がある時、

肥料過多で、いつまでも茎が伸び上がると、

肥料過多が倒伏の要因に加わります。

 

維管束?? 維管束といわれても

わかんないよ?という人もいますよね。

 

維管束は栄養を運ぶ

血管みたいなものです。
葉脈や茎の切り口に見える

スジといわれるものは、

維管束が通っているところです。

 

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植物には骨が無いので、

細胞壁を作るセルロースが、

身体を支える構造になっています。

 

セルロースは、

光合成で作られる炭水化物から合成されます。

 

稲の場合は、光合成で、

でんぷんとスクロースという糖をつくるので、

スクロースからセルロースを

合成するのではないかと思います。

 

光合成をおこなうのは葉緑体なので、

稲の場合は、

葉と鞘葉が炭水化物製造工場です。

 

茎が太くなるために

維管束が発達するかどうかは、

炭水化物製造工場の面積が、

広いかどうかに

影響されると考えられるわけです。

 

では、工場の面積が決まるのはいつ?

と考えると、

苗の時ではないかと考えられます。

 

苗の時、葉(葉身)と葉鞘だけが

炭水化物製造工場なの?

 

茎は・・・?

 

苗の時、稲には茎が無いんです。

茎に見えているのは、

葉鞘がくるりと巻いている所なんです。

 

葉鞘と言うのは、葉の一部分なんです。

 

ですから、苗の時に葉(葉身)と葉鞘が、

炭水化物製造工場として機能しています。

 

単子葉植物は、苗の時の体質が、

大人になるまで維持されることが多いです。

 

Photo by Natsuko Takehara
 

 

稲には、ほかにも面白い性質が

いろいろあるんです。

 

たとえば水稲(すいとう)と陸稲(おかぼ)。

 

昔は畑でも稲を育てていました。

 

稲は、根の構造を変えて、

水中でも陸でも育つんですよ。

 

だって、苗の時は、水苗代(みずなわしろ)ではなく、

水を散布しての育苗が多いですよね。

 

photo by Natsuko Takehara
 

ハウスの中で水かけをして育てている苗は、

陸稲の構造の根を持っているんです。

 

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