Photo by Natsuko Takehara

認知症のことをどのくらい知っていますか?

 

認知症について知っていますか

 

私のいる町でも、敬老のお祝いが行われました。
私は、時々認知症の知人の見守りをしていて、
このお祝いの会に連れ出すことにしました。

認知症は高齢者だけの病気ではありません。
認知症の前段階「軽度認知障害(MCI)」は、
65歳以上の人の15%と言われています。

つまり、50代ぐらいから発症している人もいるということです。

物忘れだけではなく、被害者意識も症状として出るみたいです。

日ごろから、嫌なことを誰かのせいにしていると、
MCIになっても気がつきません。

 

成年後見人制度

 

認知症のひとり暮らしの高齢者に法的な後見人を付けるのには、
親族を見つけて協力を依頼しないとできません。


法立上の親族でないと、お嫁さんとか、
先夫・先妻の家族にも、手続きができません。
本人が病気だという認識が無いので、
病院に行かせるのも、デイサービスに行かせるのも、
ヘルパーを家に入れるのも一苦労です。健康保険証や介護保険証もなくしてしまうし、
介護保険の継続手続きの郵便物もなくしてしまいます。

お金や物を無くすと、身近な人への被害者妄想が起こります。
それに気を付けて付き合わないと、盗られたと大騒ぎになります。

健康で要介護度が低いと、後見人は付けられません。
財産管理や病院へ入った時の支払いができません。

騙されて金品を奪われたり、変な契約を結んでしまっても、
本人に代わって誰かが何とかしてあげることができません。

大量の通販商品などを継続購入する契約をしても、
本人がどうしていいのかわからないと、
他人が契約をとめることもできません。

敬老会に連れていき、よそのグループホームから来てる方々と、
知人を一緒に座らせて、ホームの方に預けてきました。

後ろの席にいた数名の知人の知り合いが、
頭がおかしいと悪口を言っていたと言います。

これから地域が抱える大きな問題になることだとの認識は、
ありません。

国民の25%以上が高齢者で、地方では割合がもっと多いのです。

国は、地域の人口に合わせて施設の開設を許可しているため、
人口が少ない過疎の市町村には、施設はそれほど作れません。

しかも、厚生年金は、生活できるほどもらえないケースが多く、
普通のサラリーマンだった人だと、月当たり数万円~、
国民年金や農業者年金はもっと少ないみたいです。

施設に入るには月15,16万~20数万円です。

ひとり暮らしの認知症の方々の存在は、
将来の自分たちのことを考えると、
他人事ではない社会の問題となってきていると思います。

Photo by Natsuko Takehara