photo by Natsuko Takehara

農業をやりたい方へ

遊びや趣味の農業がダメという話ではないんです。

 

農業をやりたい人には、是非、読んでおいてほしいです。

本気でやりたい方のために、厳しいことを先に書きました。

 

遊びやイベントの単発の農業ではなくて、

農的田舎暮らしをしたい人

農家になりたい人

週末農業を始めたい人

 

そういう方には、最後まで、読んでほしいと思います。

 



 

農業は甘くないことを知ってほしい

 

都会に暮らしている人で、農業をやりたい方は、

結構多い物なんです。

 

農業をやりたい理由の多くは、

 

・会社勤めや人間関係に疲れた

・通勤と縁のない生活をしたい

・大自然の中で暮らしたい

・のんびり暮らしたい

 

のんびり暮らしたければ、農業はやめたほうがいいです。

農業を勘違いしていると思います。

 

田舎に移住して農業をするのではなくて、

週末ファーマーや市民農園でも、

生きものを育てるのにのんびりなんてしていられません。

 

まして、草との戦いは大変です。

 

収穫の真っ最中は、日の出から働きます。

 

大きさや重さで選別、重さを揃えての袋詰めや箱詰め、

根菜類なら洗浄、葉物なら予冷、発送や配達。

忙しい時には深夜に及びます。

 

穀類なら、すぐに乾燥機に移し、

農機を掃除し、次の日の収穫準備。

 

台風や大雨、大雪の予報が出れば、

その前に収穫を終わらせ、

ハウスやトンネルの補強、水見回りなど。

 

のんびり晴耕雨読とは言っていられません。

 

 

やりたいと言っているけれどやらない人。

 

本気じゃないからです。

農業をする夢を叶えたと思っていないからです。

 

そもそも、本当に農業をやりたいわけじゃなく、

自分探しをしているだけだからです。

 

・時間やお金がない

・会社の仕事で給料をもらわないと生活できない

・他人がやっているのを見てなんとなく

・どうすればいいのかわからない

・家族が反対するから

 

これ、全部言い訳なんです。

やらない理由を考えて、自分で納得しているんです。

 

言い訳が好きな人は、何をやるにも、言い訳を考えます。

 

 

この宇宙において、人生において、

言い訳は通用しないと考えていない。

 

社会において、言い訳すれば通じると思っている。

誰かのせいにしてもいいと考えている。

 

農業には向いていないです。

他の仕事でも同じでしょう。



 

 

本気で農業を始めたい、やりたい人はどんな人か

 

本気なら、こう考えるはずです。

 

どうやったら、やれるのか?

どうやったら時間や資金を作れるか?

勤める以外に収入を得るにはどんな方法があるのか?

自分にできる方法は何か?

どこに問い合わせし、何を見つければいいのか?

何からあたってみようか?

どんな人と出会えば相談にのってもらえるのか?

家族を味方につけるには何をすればいいのか?

 

 

本気で、田舎暮らしを始め、農業をやりたい人は、

すぐに行動を始めます。

 

・ネットや本で調べる

・地方で開催されるイベントに行く

・農業を教えている学校へ行く

・あちこちに足を運んで情報収集する

・仲間を見つける

・市民農園を申し込む

・庭やベランダで何かを栽培しはじめる

 

 

ただし、悪い行動パターン!!!もあります。

 

・机上やPC上で考える(行動しない)

・あちこち首を突っ込み、ひとつにしぼらない

・本気でも責任持って行動する気もないのに、

人や土地を渡り歩き、同じことを複数の人に頼んで歩く

・うまくいかないことを人のせいにする

・良く調べもせず、現地に何度も通うこともせず、

準備もしないで、移住してしまう。

・初めて見た田畑や家に一目ぼれして購入する

・作物を育てた経験もないのに、農地や家を買い、

補助金を申請してしまう

・家族の反対も聞かずに仕事をやめて、家を飛び出す

・先々の保障も予定も確認せず、契約もしないで、

ちょっと口をきいてくれただけの農家や組織に、

一方的な期待を描いて飛び込む

 

 

人生は時間でしかないのです。

 

自分の人生の時間を

無駄にしない方が良いと思います。

 

さらに言えば、人に頼みごとをしたり、

苦労を掛けて失敗するのは、

他人の人生の時間を無駄にする行為です。

 

あなたが、どう生きるかで、どう行動するかで、

成功するか、効率が良くなるかが決まります。

 



 

農業をやりたいなら、自分が思い描く農業や、

それに必要な事、もの、お金、技術を洗い出して、

全部、書き出してみてください。

 

つぎに、洗い出したものを

手に入れる方法を見つけてください。

 

見つけたものを計画的に実行に移してください。

 

独りよがりで、ひとりでやろうとしないで、

仲間や師を見つけてください。

 

ひとりで訳も分からずが

むしゃらに田んぼや畑をやっている人ほど、

見ていてイタイ人はありません。

 

私から見るとイタイ、

地元の人からすると、

農業を馬鹿にしていると受け止められます。

 

自分のものさしで考えず、やり方を学んで実践して、

体験を得てから考えましょう。

 

地元の方のアドバイスは貴重です。

 

 

本やネットで見聞きした情報を信じ込まないで、

師や実践者や、自分の体験から情報を精査しましょう。

 

ネット上には多くのうその情報、間違った情報、

古くなった情報があふれていることを、

忘れないでくださいね。

 

 

本気で農業をやりたい、「本気」は、

どの程度の本気なのか、良く考えましょう。

 

農業は規模の産業です。

農業は生きものと自然が相手です。

災害の被害を受けやすいのは農業です。

 

農業をしながら地域や人とともに生きる

 

農業を学び、農業を始めるには一人ではできません。

地域と共に生き、大地とともに生き、

時には人に助けてもらうこともあります。

 

 

ひとりで生きよう、独身でいいやと思うなら、

田舎で農業をするのは、やめておいた方がいいです。

 

なぜなら、人は必ず年を取り、

時には病気やけがをするからです。

 

日本の人口の1/4以上は高齢者ですが、

田舎では高齢者の割合が多いのです。

 

将来はもっと多くなります。

 

身よりもなく、認知症が進み、耳が遠くなり、

生活に行き詰まっている、

一人暮らしの高齢者人がたくさんいます。

 

そんな高齢者になる候補者が、

ひとりで田舎暮らしを始めて、

喜んで受け入れられるとは思わないほうがいいです。

 

何十年、何世代と助け合ってきた人間関係が、

田舎での高齢者の暮らしを支えているのです。

 

それでもやりたい方は、

家族や仲間と支えあう仕組みを作って、

田舎暮らしをする方法を考えましょう。

 

仲間を作りコミュニティで農業を始めるメリット

 

ひとりで農業を始めるのではなく、

仲間を作り、情報や技術を共有する所から、始めましょう。

 

仲間と一緒に、計画を立て、コミュニティを作り、

あるいは法人を作って農業を始める準備をしましょう。

 

そのほうが、資金も労働力も効率も、

すべてが良くなりますよ。

 

作物は生きものです。

ある日、栽培を始めたからといって、

すぐに商品になるように育てられるとは限りません。

 

商品化も、販売先の開拓も、

自分でやらなければなりません。

 

だから、甘い考えて農業だ、

田舎暮らしだと思わないでください。

 

でも、農業は素晴らしい仕事です。

命をはぐくみ、未来を作る仕事です。

 

人の輪を広げ、人を集めることも交流することも、

イベントをすることも仕事のうちにできます。

 

大変だけれど、その素晴らしさを

知る人が増えてくれたら、

私はとても嬉しく思います。

 

 

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そんな仲間づくりをしていきましょう。

 

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  田舎暮らしを楽しむ